朝の洗顔は水洗いのみでOK？メリットデメリットと正しい方法を解説

「朝の洗顔もしっかり洗顔料を使っているけれど皮脂を落としすぎかな？」

「肌刺激が気になるから朝の洗顔は水洗いしかやっていない」

朝の洗顔は水洗いのみでOKなのか、気になる方も多いでしょう。

この記事では、水洗い洗顔のメリットとデメリットを解説します。また、洗顔料を使った洗顔も比較しているので、朝の洗顔にお困りの方は参考にしてください。

朝の洗顔を水洗いのみにするメリット

朝の洗顔を水洗いのみにすることで、肌への負担を減らして刺激が少ない状態に保つことができます。

では、朝の洗顔を水洗いのみにするメリットを見ていきましょう。

肌刺激が少ない

通常の洗顔料には洗浄成分が含まれているため、肌の汚れを落としてくれます。しかし、顔を洗いすぎると必要な皮脂まで取り除いてしまうことがあります。

特に敏感肌や乾燥肌の方にとって、洗顔料を使った洗顔は、肌のバリア機能を弱める原因となることがあります。

一方、水洗いのみであれば、余分な刺激を与えず皮脂を残せるため、乾燥や刺激による肌トラブルを防ぐことができるでしょう。

肌の皮脂を減らしすぎない

洗顔料を使うと必要以上に皮脂が取り除かれることがあります。

皮脂は外部からの刺激や乾燥から肌を守る役割をがあるため、皮脂分泌量が減ると乾燥や肌荒れを引き起こすことがあります。

水洗いのみの洗顔の場合、適度な皮脂を残しながら肌のバランスを保つことができるため、肌が乾燥しにくくなりしっとりとした肌状態を維持することができるでしょう。

時間短縮になる

忙しい朝の時間帯に、洗顔料を使った洗顔をすると洗浄やすすぎに時間がかかることがあります。

さらに、その後のスキンケアやメイクの時間も考慮すると、余計に時間を取られてしまいます。

一方で、水洗いのみの洗顔はシンプルで、洗顔料を泡立てる手間やすすぎ残しを気にする必要がなく、素早く顔を洗えます。そのため、朝のスキンケアが簡潔になり、他の準備に時間を回すことができるでしょう。

朝の洗顔を水洗いのみにするデメリット

肌への負担が少ない反面、朝の洗顔を水洗いのみにすると肌に汚れが残る可能性があります。

ここからは、朝の洗顔を水洗いのみにするデメリットを見ていきましょう。

皮脂汚れを落としきれない

夜間、寝ている間に分泌された皮脂や汗、そして肌に付着したホコリや雑菌は、水洗いだけでは完全に落としきれないことがあります。

特に皮脂の多い肌質や、脂っぽくなりやすいTゾーンなどでは皮脂が残ってしまい、皮脂が酸化することで毛穴の詰まりやニキビの原因につながるでしょう。

また、前日の夜のスキンケア製品が肌に残っている場合、水洗いだけではこれらを十分に除去できず、肌トラブルを引き起こすリスクが高まります。

スキンケア効果が低下する

夜の間に肌に蓄積された皮脂や汚れがしっかりと除去されないままだと、その後に使用するスキンケア製品の効果が低下します。

皮脂や汚れが肌表面に残った状態では、保湿やエイジングケアの効果が半減し、化粧水や美容液が十分な効果を発揮できません。また、汚れが原因で毛穴が詰まり、肌トラブルが起こりやすくなる可能性もあります。

メイクのりが悪くなる

夜の間に分泌された皮脂や汗が肌表面に残っていると、肌が滑らかでない状態になり、ファンデーションやコンシーラーなどのメイク製品が均一に伸びず、ムラができやすくなります。

また、皮脂が残った状態ではメイクが崩れやすく、化粧持ちが悪くなることも考えられます。

特に、Tゾーンなどの皮脂が多く出る部分は、しっかりと汚れを落とさないとテカリやすく、メイクの仕上がりに影響を与える可能性があるので注意しましょう。

朝の洗顔は洗顔料を使うべき？

朝の洗顔料は必ずしも使うべきとは言い切れません。

しかし、夜寝ている間でも皮脂が分泌しているため汚れが吸着した肌になっています。そのため、洗顔料の使用の有無に限らずしっかり汚れを落としてあげることがポイントです。

では、朝の洗顔に洗顔料を使うべきか迷っている方に向けて、メリットやデメリットを解説します。

洗顔料を使うメリット

朝の洗顔に洗顔料を使うメリットは、夜の間に分泌された皮脂や汗、肌に付着したホコリや汚れを効果的に落とすことができる点です。

洗顔料は、肌表面の汚れや過剰な皮脂を洗浄し、毛穴の詰まりを防ぐことで、ニキビや毛穴詰まりなどの肌トラブルを予防する効果があります。

特に、脂性肌や混合肌の方は、洗顔料を使うことで、過剰な皮脂をコントロールし、テカリ予防になるでしょう。

洗顔料を使うデメリット

朝の洗顔に洗顔料を使うデメリットは、肌に必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥や刺激を引き起こす可能性があることです。

洗顔料には洗浄成分が含まれており、強力な成分だった場合は過度に皮脂を取り除いてしまいます。必要な皮脂まで落とすと、肌のバリア機能が低下し、外部からの刺激に対して敏感になるおそれがあるでしょう。

また、過度な洗浄は肌の水分を奪うので、逆に皮脂の分泌を活発化させることがあります。日中にテカリやすくなることも考えられるため注意が必要です。

肌刺激が気になるときの洗顔料の選び方

肌刺激が気になるけれど汚れを落としたい場合、洗顔料の選び方は重要です。

ここでは、肌刺激が気になるときの洗顔料の選び方を紹介します。

低刺激な成分を選ぶ

洗浄力が強すぎる成分や香料、アルコール、パラベンなどの刺激が強い成分が含まれている洗顔料を使うと肌に負担をかけるため、赤みやかゆみ、乾燥を引き起こすことがあります。

低刺激の洗顔料を選ぶ場合は、アミノ酸系洗浄成分や天然由来の成分が配合されているものがおすすめです。肌のバリア機能を保ちながら、必要な汚れをやさしく洗い流すことができ、肌への刺激を抑えることが期待できます。

また、無香料や無着色、添加物が少ない製品を選ぶのもよいでしょう。

保湿成分配合を選ぶ

洗顔後に肌がつっぱったり乾燥したりするのは、必要な皮脂まで洗い流されてしまうことが原因です。保湿成分が配合された洗顔料は、洗浄しながらも肌の潤いを守り、乾燥を防いでくれるでしょう。

例えば、ヒアルロン酸やセラミド、グリセリンなどの保湿成分が含まれている洗顔料は、洗顔後も肌のしっとり感を保つのに役立つのでおすすめです。

洗浄成分が強いものは避ける

洗浄力が強い洗顔料は、皮脂や汚れをしっかり落とす反面、肌に必要な油分やうるおいまで奪ってしまうことがあります。そのため、肌が乾燥しやすくなり、バリア機能が低下して外部刺激に対して敏感になるおそれがあるでしょう。

特に、脂肪酸石けんや合成界面活性剤が含まれている洗顔料は、刺激が強いことが多いため、敏感肌や乾燥肌の方には不向きです。

洗顔を水洗いのみにするときのポイント

洗顔を水洗いのみにする場合は、ぬるま湯で洗うのがおすすめです。冷水では汚れが落ちにくく、熱すぎるお湯は肌の潤いを奪ってしまうため、36〜37℃程度のぬるま湯で優しく洗い流しましょう。

また、顔全体をまんべんなく洗うのも大切です。TゾーンやUゾーンなど皮脂が多く分泌される部分を中心に、手のひらを使って優しくマッサージするように洗いましょう。

水洗いのみでは落ちにくい汚れが残ることがあるため、必要に応じて定期的に洗顔料を使用するのもおすすめです。

洗顔を水洗いのみにするなら毛穴専門店Bébéで毛穴ケアをしよう

洗顔を水洗いのみにすると、どうしても毛穴の汚れや詰まりが気になってしまうものです。毛穴専門店「Bébé」なら毛穴の隅々まで徹底ケアできるので、洗顔では落としきれない汚れのケアも叶います。

毛穴の専門家が毛穴とお肌の状態をしっかりと確認して、毛穴汚れの原因を追求できるので自分では気づかなかった毛穴の状態を知ることができるのもポイントです。

自分の肌質を知りたい方にもよいでしょう。

毛穴の皮脂汚れや黒ずみを本格ケアできる

毛穴専門店「Bébé」は、毛穴の皮脂汚れや黒ずみなど自分ではなかなかケアできない部分まで徹底ケアできるのが魅力です。

特に、人気のコースである「顔全体の水素水吸引+超音波洗浄＆ヒト臍帯血幹細胞培養液導入」の施術は肌のざらつきや毛穴詰まりがケアできるので、ツルッとした肌が目指せます。

肌刺激が気になる方も利用しやすいと評判です。

まとめ

朝の洗顔を水洗いのみにすることにはメリットとデメリットがあります。水洗いは肌への負担を減らすのに有効ですが、夜間に分泌された皮脂や汚れが残る可能性もあります。

自分の肌質や生活習慣に合わせて、水洗い洗顔が適しているかどうかを判断し、必要に応じて洗顔料を使い分けるのがよいでしょう。