老けて見えるのは帯状毛穴のせい？原因と対策方法を解説

帯状毛穴をご存知でしょうか？毛穴もお肌と同様にたるみます。たるんだ毛穴を放置していると帯状毛穴になり、老けて見える原因になります。

今回は、帯状毛穴の原因と対策を解説します。見た目年齢が気になる方、顔のたるみが気になる方は、ぜひ、本記事を参考にしてみてください。

帯状毛穴とは

30代後半くらいから、頬の毛穴が目立つようになったと感じる方も多いようです。加齢にともない肌がたるむと、毛穴も縦長にたるんで、「たるみ毛穴」となり、目立つようになるからです。

たるみ毛穴が悪化すると、毛穴と毛穴どうしがくっついたように見える「帯状毛穴」の状態になります。帯状毛穴はシワのようにも見えるため、老けた印象を与える原因となります。いつまでも、若々しい印象を保つためには、たるみ毛穴を放置せずにケアしていくことが大切です。

帯状毛穴の原因

帯状毛穴の原因には、

・乾燥
・たるみ
・皮脂の過剰分泌

が考えらえます。順に詳しくみていきましょう。

乾燥

肌の乾燥は、帯状毛穴の原因のうちのひとつです。

私たちの肌は、真皮にあるヒアルロン酸が水分を抱えて肌のすき間を満たすことで、潤いを保持しています。年齢とともに、このヒアルロン酸が減少していくため、肌が乾燥しやすくなります。

乾燥した肌はしぼんでシワやたるみができやすい状態になります。ですので、30代以降、たるみ毛穴や帯状毛穴ができやすくなるのです。

たるみ

肌のたるみは、たるみ毛穴や帯状毛穴の原因になります。肌がたるむ原因はいくつかあります。

私たちの肌は、コラーゲンとエラスチンが肌のハリや弾力を保っています。年齢とともに、コラーゲンもエラスチンも減少していきますので、30代以降は肌がたるみやすくなります。

それに加え、加齢にともない、顔の筋力が低下し重力の影響を受けることも、たるみにつながります。他には、紫外線のダメージを受けると、コラーゲンやエラスチンが破壊され、それもまた肌のたるみにつながります。

皮脂の過剰分泌

偏った食生活などが原因で皮脂が過剰分泌すると、毛穴の詰まりや広がりにつながります。
毛穴が開いたうえに、皮膚がたるむと、たるみ毛穴や帯状毛穴になりやすくなります。毛穴の詰まりがあると、肌のターンオーバーが乱れて肌の潤いや弾力を保ちにくくなり、ますますたるみやすくなるという悪循環が起こります。

また、肌の乾燥がかえって皮脂の過剰分泌を招くこともありますので、皮脂の取り除きすぎにも注意が必要です。

帯状毛穴の対策

ここまで、帯状毛穴の原因についてみてきました。次に、セルフケアでできる帯状毛穴の対策方法についてご紹介していきます。

洗顔

スキンケアの基本は洗顔です。洗顔を正しく行えているか、もう一度チェックしてみましょう。

洗顔料をしっかりと泡立てて、泡で汚れを落とすように意識してください。ゴシゴシとこすると摩擦が起きて、シミやシワの原因になります。

そして、シワやたるみが気になる年代の方が、皮脂分泌が活発だった若い頃と同じ洗顔料を使っていると、皮脂を取り除きすぎてしまうこともあります。洗顔後のつっぱりや、お肌の乾燥が気になる方は、保湿成分を含んだ洗顔料を取り入れるなど、見直してみましょう。

保湿

肌の乾燥や弾力低下がたるみ毛穴や帯状毛穴の原因にもなりますから、保湿ケアが重要です。肌に水分補給をする化粧水だけでなく、潤いを閉じ込める働きをする乳液やクリームも必ず使いましょう。

保湿ケア用品を選ぶ際には、保湿効果を高める成分に注目するとよいでしょう。保湿効果を高める成分には、ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンの生成を促す成分にレチノールやビタミンCがあります。

紫外線対策

お肌の健康を保つためには、紫外線ケアも欠かせません。
肌の老化の原因の8割が紫外線ダメージといわれるくらい、紫外線が肌に与える影響は大きなものです。紫外線の影響は、日焼けだけではなく、肌の奥へも及びます。

紫外線を浴びすぎると、肌のハリや弾力を保つ役割をするコラーゲンやエラスチンを破壊し、シワやたるみにつながるのです。ですので、夏だけでなく、年間を通して紫外線対策をすることが重要です。
紫外線が強い季節に屋外に出るときは、日傘やサングラスを利用するとよいでしょう。

食生活

お肌には、外からのケアだけでなく、食生活も重要です。コラーゲンの生成を促進するビタミンCや、抗酸化作用のあるビタミンA、血行を促すビタミンＥなどを積極的に摂るとよいでしょう。
それぞれ、以下の食べ物に多く含まれていますので、意識してみてください。

ビタミンＣ：ブロッコリー、パプリカ、いちごなど
ビタミンＡ：レバー、にんじん、たまごなど
ビタミンＥ：ほうれん草、アーモンド、うなぎなど

表情筋トレーニング

表情筋を鍛えることでたるみ予防にもなります。
座ったまますき間時間でできますので、日々の習慣に取り入れましょう。頬を鍛える表情筋トレーニングを2つご紹介します。

・「あいうえお」トレーニング
「あ」「い」「う」「え」「お」それぞれの表情をつくり、各表情で5秒ずつキープします。これを1日3セットを目安に行いましょう。

・「ニコニコ」トレーニング
「ニ」と言うように、口角をあげて歯が見えるくらいの笑顔でキープします。次に「コ」というように口をすぼめて、キープします。これを1日5回程度行いましょう。

帯状毛穴はプロに相談してみるのもおすすめ

すでに帯状毛穴にお悩みで、セルフケアでは限界を感じている方は、プロによる施術を受けてみるという選択肢があります。
クリニックや専門店では市販では手に入らない機器や薬剤を使えるのがメリットです。より高い効果が期待できますので、検討してみてはいかがでしょうか。
毛穴のたるみに効果が期待できる施術をご紹介します。

たるみ改善

肌の奥の層に刺激を与え、たるみを改善することによって、毛穴のたるみを改善していく方法があります。

具体的には、HIFUやサーマクール（RF）といった、超音波や高周波を照射することによって、肌の引き締めやリフトアップを促す施術です。それぞれアプローチできる皮膚の層が異なり、HIFUの方がより深い層にアプローチ可能です。

HIFUは超音波の熱によって真皮の奥のSMAS筋膜を刺激し、肌のたるみ改善を促します。一方、サーマクールは高周波で真皮層や皮下脂肪層に刺激を与え、肌の引き締めを促します。フェイスラインの引き締めにはHIFUを、脂肪が気になるたるみの場合はサーマクールがおすすめです。

コラーゲン促進

有効成分を肌の奥に浸透させる施術を受けることによって、コラーゲン生成を促進すると、肌のたるみに効果が期待できます。それには、フラクショナルレーザーやジェネシスなどの施術がおすすめです。

フラクショナルレーザーは、皮膚に微小な穴をあけ、皮膚の深部に熱ダメージを与えることで、ターンオーバーを促す施術です。肌が再生する過程でコラーゲンが生成され、肌のキメやハリの改善が促進されます。
ジェネシスは、表皮から真皮の上層部に働きかけ、コラーゲンの促進を促す施術です。

ターンオーバーを促進

毛穴の詰まりや、肌の表面に古い角質が溜まっていると、肌のターンオーバーが正常に出来ず、肌の再生がスムーズにいきません。毛穴のトラブルを改善することで、ターンオーバーを促し、たるみ改善につなげる方法もあります。

ケミカルピーリングやウォーターピーリングのように、古い角質や角栓を除去することによって、ターンオーバーを促す施術があります。他に、毛穴専門店などで受けられる毛穴洗浄の施術もあります。毛穴の詰まりを改善し、毛穴の状態を健康な状態に戻してあげることで、ターンオーバーも正常に戻していきます。

帯状毛穴のお悩みは毛穴専門店「Bébé」でケアを

たるみ毛穴や帯状毛穴のお悩みには、毛穴専門店でのケアがおすすめです。毛穴のトラブルを改善してターンオーバーを促し、お肌を健康な状態に導いていきます。
毛穴のケアは定期的に継続して行うことで、より高い効果を発揮します。Bébéなら通いやすい料金設定なのも嬉しいポイントです。ぜひ、お気軽にお試しください。

まとめ

今回は、帯状毛穴の原因や対策方法について解説しました。
帯状毛穴の改善には、肌のたるみ対策をすることがポイントです。それには、コラーゲン生成の促進や肌のターンオーバーを促すことがポイントです。若々しく健康なお肌を保つために、しっかりとケアしていきましょう。セルフケアと合わせて、プロの施術を取り入れると、より高い効果が期待できます。