毛穴にできるニキビのメカニズムとは?毛穴専門店スタッフが解説する予防と対策方法
「毛穴にできるニキビに困っている」とお悩みの方はいませんか?
セルフケアをしているのに効果が期待できない場合は、ニキビ予防・対策法が間違っている可能性もあるでしょう。
本記事では毛穴にできるニキビの種類や、ニキビの予防・対処法を解説します。
目次
毛穴にできるニキビのメカニズムは?
ここでは、ニキビが生まれるメカニズムと、巷で噂の「ニキビは毛穴のある場所にしかできない」の真相や毛穴から解説します。
毛穴からニキビが生まれるメカニズム
毛穴からニキビが生まれるメカニズムは3つのステップから成り立っています。
- 1.皮脂分泌過多:まず、皮脂腺から過剰な皮脂が分泌され、毛穴を塞ぎます。
- 2.角質の生成:次に、毛穴の口が皮脂や角栓で塞がると、皮膚の新陳代謝により毛穴内部で古くなった角質が剥がれ落ち、これが皮脂と混じり合います。
- 3.炎症の発生:最後に、この環境がアクネ菌(ニキビの主要な原因とされる菌)の繁殖を助け、炎症を引き起こし、ニキビとなります。
毛穴の健康を維持し、ニキビの発生を防ぐためには、スキンケアによる適切な清潔さと保湿が重要です。特に皮脂の分泌をコントロールし、毛穴の詰まりを防ぐことが肝心です。
ニキビは毛穴がある場所にしかできないって本当?
その通りです。ニキビは、毛穴がある場所に限定して発生します。
それはなぜかというと、ニキビの主な原因が毛穴の中で生じるトラブルによるものだからです。
具体的には、皮脂が過剰に分泌されると、毛穴が詰まり、そこに皮脂や古い角質、細菌が溜まることで炎症が起こります。
この炎症がニキビとして肌表面に現れているため、毛穴がない部位にニキビは発生しません。
例えば、手のひらや足の裏などは皮脂腺が少なく毛穴がほとんどないため、ニキビができにくい部位と言えます。
逆に、顔や背中、胸元など皮脂腺が多く毛穴も多い場所はニキビができやすい部位となります。
このように、ニキビは毛穴と深い関わりがあるため、毛穴のケアがニキビ防止に繋がるのです。
毛穴にできるニキビの種類
次は、毛穴にできるニキビの種類を解説します。
コメド(白ニキビ・黒ニキビ)
コメドとは、皮脂腺の分泌が過剰となり、毛穴に皮脂や角質が詰まった状態です。
コメドが溜まり続けると、表面が酸化して黒くなり「黒ニキビ」、中に閉じ込められて色が変わらない状態が「白ニキビ」になります。
重要なのは、コメドがニキビの一歩手前の状態であるということ。
予防対策に努めることで、進行を防ぎ、ニキビを未然に防ぐ効果が期待できます。
赤ニキビ(炎症ニキビ)
赤ニキビ、または炎症ニキビとは、過剰に皮脂を分泌した結果毛穴が詰まることで発生します。
毛穴の中でアクネ菌が増殖し、その結果生まれる炎症が赤ニキビの主な原因です。
赤ニキビの治療には、まずは毛穴のつまりを解消する必要があります。
また、皮膚が乾燥しないように保湿ケアも欠かせませし、重度の場合には、セルフケアでの改善は難しく皮膚科での治療が必要です。
黄ニキビ(化膿ニキビ)
黄ニキビとは、一般的に化膿ニキビとも呼ばれるもので、皮脂腺の炎症が進行し、細菌の繁殖によって化膿した状態です。
毛穴の奥で炎症が起こると皮膚の表面に白血球が集まり、黄色く見えるため、黄ニキビと呼ばれます。
黄ニキビは痛みを伴うことが多く、自己処理で潰すとニキビ跡になりやすいため注意が必要です。
スキンケアと洗顔で清潔に保つことが悪化させないために大切です。
ニキビは放置するとニキビ跡になる可能性があるので要注意
すでに炎症を起こしている赤ニキビや黄ニキビはそのまま適切な対処を行わず放置すしたり、気になるからと潰したりするとニキビ跡になる可能性があります。
とくに、ニキビを潰してしまうとクレーター状の凸凹が出現し、セルフケアでは改善がしにくい状態となってしまうため、ニキビに痛みや赤みを感じたらなるべく早い時点で対処しましょう。
また、一度ニキビを潰してしまってニキビ跡が残ってしまったという場合は、お家でセルフケアを行いながら皮膚科の医師へ相談してください。
毛穴にできるニキビへの対処法
次は毛穴にできるニキビへの対処法を解説します。
正しい洗顔
毛穴のニキビ予防に欠かせない「正しい洗顔」方法について解説します。
- 両手を清潔に洗い、適量の洗顔料を手に取り、水またはぬるま湯で泡立てます。
- 顔を内側から外側へ、下から上へ優しく洗っていきます。
- 特に、Tゾーンや鼻の周りには脂がたまりやすいため、念入りに洗います。
- 洗顔後はタオルで強くこすらずに、水分を優しく拭き取ります。
- 最後に、必ず冷たい水でシャワーを浴びて毛穴を引き締めます。
38度〜40度程度のぬるま湯で肌を労わるように優しく洗ってください。
注意点として、洗顔料を泡立てないまま使用すると、肌と手の間でクッションとなるものがないため、摩擦や刺激で肌にダメージを与えるため、しっかりと泡立てましょう。
保湿
毛穴ニキビの予防と対策に欠かせないのが「保湿」です。
保湿は肌の水分量を適切に保ち、角質層を健康な状態に維持する効果が期待できます。
保湿には、洗顔後の水分補給や乾燥を防ぐための化粧水・乳液・クリームなどを使います。
また、外側からだけでなく保湿力のある食品を摂取するなど内側からのケアも大切です。
肌の状態に適したスキンケア商品を使用する
毛穴のニキビ防止には、肌の状態に合ったスキンケア商品の使用が重要です。
まずは自分の肌質を把握しましょう。
乾燥肌、脂性肌、混合肌、敏感肌、など様々な肌質があり、それぞれに適したスキンケア商品が存在します。
例えば、脂性肌の方は毛穴の汚れをしっかりと落とせる成分が配合されているか、が求められます。
そのため、洗浄力が強めの化粧水やクレンジング剤がおすすめです。
一方、乾燥肌の方は保湿力を重視した商品を選ぶことが大切です。
保湿成分が豊富な化粧水やクリームを使い、肌をしっとりと保つように心掛けましょう。
また、ニキビケア専用のスキンケア商品を使うのも良いでしょう。
ニキビの原因となる皮脂や角質を取り除く効果が期待できます。
このように、適切なスキンケアを行うことで、毛穴のニキビを予防し、日常的に肌環境を整えるのもニキビを防ぐ方法です。
食生活の見直し
食生活は、毛穴にできるニキビの発生や治療に大いに関係します。
特に、油分の多い食事や糖質過多な食生活は、皮脂の過剰分泌を引き起こし、毛穴にニキビができやすくなると言わるため、極力控えるべきでしょう。
また、食生活の見直しとして次のポイントを意識することをオススメします。
- 野菜や果物などのビタミンを多く含む食事を摂る。
- 特にビタミンAは皮膚の新陳代謝を促し、ビタミンCは抗酸化作用がある。
- 高脂肪食や砂糖を多く含む食品の摂取を控える。
- 食物繊維が豊富な食事を意識し、便秘を予防する。
- 水分を十分に摂取し、体内のデトックスを促す。
これらの食事改善が毛穴にできるニキビへの予防対策となります。
十分な休息と適度な運動
ストレスや睡眠不足、適度な運動不足は、ホルモンバランスを崩し、皮脂の過剰分泌や肌トラブルを引き起こす原因です。
ニキビを予防するためには、十分な休息を取るよう意識する必要があります。
睡眠中には肌の新陳代謝が活発になり、肌の修復作用が高まります。
そのため、適切な睡眠時間を確保できれば、肌を健康に保つ効果が期待できるのです。
また、適度な運動は血行を良くし、肌の新陳代謝を促進します。
運動による発汗で、皮脂や汚れを洗い流す作用もあります。
しかし、過度な運動は逆効果となる場合もあるので、バランスが重要です。
ニキビ治療を受ける
ニキビは放置すると炎症を起こし、最悪の場合、ニキビ跡に進行します。
その場合は自己判断でのケアではなく、皮膚科や美容皮膚科で専門的な治療を受けるべきです。
治療方法は様々で、外用薬・内服薬の治療から、マイクロニードルを用いて肌の再生を促進するダーマペン、レーザー治療のポテンツァやステラM22、ピーリングなどがあります。
上で解説した治療は、ニキビの原因を根本から改善し、健康な皮膚に戻すためのものです。
ニキビや肌の状態によって定期的、長期的な治療となる場合もありますが、専門的な治療を受けることで、ニキビとその後のトラブル予防につながります。
毛穴にできるニキビを悪化させないためには適切な治療が必要
毛穴にできるニキビのケアは状態によってご自身でのセルフケアだけでは難しい場合もあります。
日常的に洗顔などで肌を清潔にすることはもちろん、皮膚科の医師へ相談し、適切な治療を受けるなど、今以上にニキビを悪化させないために適切な治療を受けてください。
近年では市販でも先端に小さな針がついたニキビパッチなどで気軽にニキビを治療する商品も販売されていますが、炎症を起こした赤ニキビや黄ニキビは、更に悪化する可能性もあります。
コメドや白ニキビの状態であればセルフケアでも改善するケースがあるものの、できればなるべく早い段階で皮膚科の医師へ相談するべきでしょう。
よくあるFAQ
次は毛穴にできるニキビに関するよくあるFAQを解説します。
ポテチ(ポテトチップス)を食べ過ぎるとニキビができるって本当?
ポテチの食べ過ぎは次の理由から、ニキビができやすくなります。
- ポテトチップスに含まれる食塩や油分が、毛穴の汚れや皮脂の過剰分泌を引き起こす可能性があります。
- ポテトチップスは糖質も多く含んでいて、糖質の摂り過ぎは皮脂を過剰分泌させる原因になり得るインスリンの分泌を促進します。
しかし、これはあくまで「過剰に摂取した場合」の話です。
バランス良く食事をとり、適度に運動を行なっていれば、多少食べたとしてもすぐにニキビができるわけではありません。
ニキビ跡はセルフケアで綺麗にできる?
ニキビ跡の原因は肌へのダメージによって発生したメラニン色素の色素沈着や赤みです。
そのため、肌のターンオーバーを促進させる効果が期待できる成分での日常的なケアなど、ニキビ跡がこれ以上悪化しないように対策することはできます。
しかし、セルフケアでニキビ跡を確実に綺麗な状態へ戻すのは難しいでしょう。
とくに、色素沈着を起こしている状態では市販で販売されている化粧品などでは届かない肌の奥層にまでダメージが届いている状態です。
そのため、日常的に適切なセルフケアをしつつ、皮膚科の医師へ相談してみましょう。
皮膚科や美容皮膚科のニキビ治療に保険は適応される?
基本的に、医療保険が適用されるのは「病気」の治療で、ニキビも皮膚の病気の一つとして扱われます。
ですから、専門の医師による診察の結果「保険適応」となるケースも。
その場合、治療は毛穴のつまりを改善する外用薬や、アクネ菌を抑える効果が期待できる外用薬・内服薬が処方されます。
また、場合によっては専用の器具を用いて毛穴につまった皮脂や古い角質を取り除く「面ぽう圧出」が行われる場合もあるでしょう。
一方で、美容目的の治療、例えば、ニキビ跡のレーザー治療や化粧品によるケアなどは保険適用外です。
自由診療となるため、全額自己負担となります。
まずはご自身のニキビが保険適応になるか、皮膚科へ相談してみてください。
角栓はニキビの原因になる?セルフで抜いても良い?
お風呂上りなどに、ふと鏡を見るとニョロリと出現している角栓。
ピンセットや指で引き抜く快感を経験した方も多いでしょう。
ただ、角栓につまった毛穴を無理に押し出すと、皮膚が傷つき、さらに炎症が広がるリスクがあるためNGです。
また、毛穴が広がってしまうという問題もあります。
したがって、角栓対策としては、適切なスキンケアや食生活の見直し、十分な休息をとるなどの生活改善が大切です。
また、専門家によるケアも効果的です。
ニキビができやすい体質ってある?
ニキビができやすい体質には、皮脂が多く分泌する体質や、角質が厚くなりやすい体質、毛穴が詰まりやすい体質が挙げられるでしょう。
これらは遺伝やホルモンバランスによるもので、一度ニキビができると再発しやすい傾向があります。
ニキビができやすい体質を改善するためには、適切なスキンケアや生活習慣の見直しが必要です。
毎日のスキンケアで皮脂を適度にコントロールし、健康的な食生活や規則正しい生活リズムを心掛けましょう。
毛穴専門店「Bébé」で自分磨きを始めてみませんか
性別、年齢問わず、お肌の悩みは付き物です。
特に、毛穴トラブルは基礎化粧品やセルフケアではなかなか解決できない方も多いはず。
エステや美容クリニックよりも安価で効果を感じたい方、お肌を痛めず「赤ちゃん」肌を手に入れたい方は、毛穴専門店「Bébé」をぜひ一度お試しください!
「オーヴル毛穴フェイシャル」で赤ちゃん肌に導きます!
「オーヴル毛穴フェイシャル」は、長年培った毛穴専門店「Bébé」のオリジナル技術です。
水素を使用し、お肌に負担をかけません。
どんな毛穴の汚れ・詰まりもスッキリ取り除きます。
お肌が弱い方、敏感肌の方も安心してご利用いただけます。
ご新規様ならば、「オーヴル毛穴フェイシャル」「ヒト臍帯血幹細胞培養液」が5,500円で体験できます!
リピーター率70%以上!お客様満足に自信があります
毛穴専門店という言葉は、あまり馴染みがない方も多いかもしません。
「どんな施術をしてもらえるのかな」「エステのように営業されたらどうしよう」と、初めての方は緊張な面持ちで来店されます。
「Bébé」は、無理な営業、勧誘は一切いたしません!
高水準で均質な技術、品質を保証する有資格者によるサービスをお約束。
お客様満足96%以上がその証です。
あなたの毛穴にあった「セミオーダー」施術が受けられる!
お客様の毛穴の状態を見極めたセミオーダーの施術を行います。
施術の時間は基本メニューで約60分です。
ゆったりとリラックスして施術を受けていただけます。
お肌はもちろん、ココロも休まるひとときを過ごすことができます。
たった1回の施術でも劇的ビフォーアフターを見込めます。
毛穴の無料診断ができる!
毛穴の専門家が、毛穴とお肌の状態をしっかりと確認します。
現在の毛穴の状態を特殊なマイクロスコープで拡大し、蓄積された改善データを元に、お客様のお肌のお悩みの原因と改善方法をご提供します。
自分では気づかなかった毛穴の状態を知ることができるので、喜ばれるお客様が多くいます。
ぜひ一度、お試しください!
まとめ
本記事では毛穴にできるニキビのメカニズムや、数多くの毛穴と向き合ってきた毛穴専門店スタッフが解説する予防と対策方法を解説しました。
ニキビは一度できると繰り返しできやすいため、何度セルフケアをしてみても効果が期待できない場合は、本記事で解説した内容を含め、美容皮膚科や当店へ気軽にご相談ください。