毛穴がクレーターになる原因は？自力で治せる？毛穴のプロが教える改善方法2選

「毛穴のクレーターってどうして起こる？」「自力でクレーターを治したい」
毛穴にできたクレーターはニキビ跡や、毛穴トラブルによって引き起こされます。
できることならセルフケアで綺麗にしたいですが、できるのでしょうか？

本記事では毛穴がクレーターになる原因や自力で治せるのか、そして毛穴のプロが教える改善方法を2選解説します。

毛穴のクレーターってどんな状態？

毛穴のクレーターとは、文字通り肌表面の毛穴が凸凹としたクレーター（火山の噴火口）のような形状に見える状態を指します。

このクレーター状の毛穴は、主に顔のTゾーン（おでこ、鼻、あご）やUゾーン（頬）に出現します。皮脂の分泌が活発な部位や、角質が硬くなりやすい部位での発生が特徴的です。

毛穴がクレーター”になる原因

ここでは毛穴がクレーターのような状態になる原因を解説します。

ニキビ跡

毛穴がクレーターになる原因として最も多いのはニキビ跡です。

ニキビが炎症を起こした状態を放置したり、余計に刺激を与えたりすることによってニキビが潰れ、その場所はクレーターのようになります。

ニキビができやすい体質の方や、皮脂が過剰に分泌されやすい思春期の男子に多いもので、早い時点で適切なケア、治療すればクレーターを防ぐこともできるでしょう。

毛穴の詰まり・黒ずみ

肌表面の皮脂や角質、汚れが毛穴内部に詰まると、毛穴はその内容物で広がります。この広がった状態が続くと、毛穴自体が伸びてしまい元の状態に戻らなくなります。

また、毛穴内部の詰まりが酸化して黒ずみを形成すると、一層毛穴が目立つようになり、クレーター状に見える原因にもなります。

老化・ターンオーバーの乱れ

皮膚の新陳代謝である「ターンオーバー」は、一般的に28日サイクルで皮膚細胞が新しく生まれ変わるプロセスを指します。

しかし、年齢を重ねることによって肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンが減少し、ターンオーバーのサイクルも遅くなります。これにより、古くなった角質が毛穴に詰まりやすくなり、肌の表面がデコボコになることでクレーター状に見えるようになります。

また、女性ホルモンの減少などによる乾燥も毛穴の開きにつながります。肌が乾燥すると皮膚が収縮し、それが毛穴周辺の圧迫となって毛穴が開いた状態になります。

毛穴のクレーターは自力で改善できる？

ここでは、毛穴のクレーターをセルフケアで改善できるのか、解説していきます。

クレーター状になった毛穴を自力で改善することは難しい

クレーター状になった毛穴は、自力での改善は非常に難しいと言わざるを得ません。

何故なら、毛穴がダメージを受けたニキビ跡や、毛穴が広がっている状態は、適切な治療が必要であり、セルフケアで対処できることには限界があるからです。

しかし、日常的なケアによって今以上悪化させることを防ぐ効果は期待できます。

肌のダメージが比較的浅ければセルフケアで多少の改善は期待できる

毛穴のクレーター状態の程度が軽い場合、つまり、ダメージが浅い場合は自力でのセルフケアで改善が見込めます。具体的には、毛穴の清潔さを保つことが重要です。

定期的な洗顔で皮脂や汚れを除去し、その後は保湿を怠らないことが基本となります。さらに、食生活の見直しやストレスの解消も肌環境を整えることにつながります。

これらのセルフケアを通じて、皮脂の過剰分泌を抑制し、毛穴の詰まりを防ぐことで、クレーター状態の改善が期待できるでしょう。

ただし、肌の奥層までダメージが行き届いている状態の場合は、セルフケアでの改善は難しくなるため、皮膚科の受診をおすすめします。

【セルフケア編】毛穴のプロが教える毛穴クレーターの改善方法

次は毛穴を専門とする「Bébé」が教える毛穴クレーターの改善方法を解説します。

正しい洗顔と保湿

毛穴のクレーターを改善するために最も重要なステップは、正しい洗顔と保湿です。

まず、洗顔は顔全体を優しくマッサージするように洗うことが大切です。力強く洗うと肌を傷つけ、毛穴の問題を悪化させる可能性があります。また、洗顔後は必ずすすぎ残しがないようにしましょう。

洗顔後はすぐに保湿を行います。肌が乾燥すると皮脂分泌が活発化し、毛穴が詰まりやすくなります。保湿することで肌のバリア機能を高め、皮脂の過剰な分泌を抑制し、毛穴のクレーターを予防します。

食生活とライフスタイルの見直し

毛穴のクレーター化を防ぐためには、食生活やライフスタイルの見直しが必要です。まず、食生活では、油分の多い食事や糖分の多い食事は皮脂の分泌を活発にし、毛穴の詰まりの原因となるため控えることが重要です。

次に、ライフスタイルの見直しとしては、睡眠不足やストレスは肌のターンオーバーを乱すため、規則正しい生活習慣を心掛けることが求められます。

また、タバコは肌の老化を早めるためなるべく控えましょう。

定期的なスキンケアと専用化粧品の利用

スキンケアは毛穴のクレーター改善に欠かせない要素です。

まずは、基本的なスキンケアルーチンを定期的に行いましょう。

朝と夜の洗顔後、化粧水で肌を整え、乳液やクリームで保湿することが基本です。これにより、肌のターンオーバーを正常化し、毛穴の詰まりを予防します。

また、毛穴のクレーター対策に専門的な化粧品の利用も有効です。特に、毛穴の引き締め効果が期待できる化粧水や、皮脂分泌を抑制する化粧品がおすすめです。

【美容皮膚科での治療編】毛穴のプロが教える毛穴クレーターの改善方法

次は毛穴を専門とする「Bébé」が教える毛穴クレーターの改善方法を美容皮膚科での治療で見ていきます。

ダーマペン

ダーマペンとは、肌の再生能力を高めるために開発されたペン型の美容機器です。

先端に複数の針がついており、針で皮膚の表面に細かい穴を開けて、肌本来が持つ治癒能力とコラーゲン・エラスチンの生成を促進させ、肌質改善効果をもたらしてくれます。

針の深さは、肌トラブルによって異なり、クレーターのように肌の奥層までダメージが届いている場合でも長さを変えて治療することができます。

レーザー治療

レーザー治療とは、レーザーを使用して肌に見えない小さな穴を開け、治癒能力を利用して肌トラブルを改善させる美容施術です。

クレーター治療には「フラクショナルレーザー」が使用され、レーザーが肌の奥層へはたらきかけることによってコラーゲンやエラスチンの生成を促し、改善させていきます。

ポテンツァ

ポテンツァはマイクロニードルと呼ばれる針を肌に挿入し、針先から高周波を照射することによってニキビ跡のクレーターはもちろん、全体的な肌質改善効果が期待できます。

また、ポテンツァには「ドラッグデリバリー」と呼ばれる治療があります。

これは、マイクロニードルを挿入する際に陰圧をかけることで、針を抜く際に空気を入れ、塗布した薬剤をしっかりと肌の奥層まで届けることができる技術です。

加えて、肌に傷をつけることで起こる自然治癒力や高周波による熱エネルギーなどさまざまな作用がはたらいて、毛穴のクレーターを改善します。

よくあるFAQ

次はよくあるFAQを解説します。

毛穴がクレーターになりやすい体質ってある？

毛穴がクレーター状になりやすい体質は、個人差があります。

代表的な体質には次のような方が挙げられるでしょう。

• ・アレルギー体質
• ・ニキビができやすい
• ・乾燥肌

アレルギー体質の肌質はちょっとした刺激に弱いため、肌トラブルによって毛穴がクレーター状になりやすいと考えられます。

他にも、ニキビができやすい脂性肌体質の方や、乾燥によって肌に潤いが少なく、キメが整いにくい体質の方もクレーターになりやすいため注意が必要です。

市販の医薬品で毛穴のクレーターは治せる？

毛穴のクレーター改善に市販の医薬品が役立つかどうかは、その原因と状態によります。

軽度の毛穴の詰まりや黒ずみに対しては、毛穴ケア用の化粧水やクリーム、専用の洗顔料が効果を発揮することもありますが、深いクレーター状の毛穴に対しては難しいでしょう。

セルフダーマペンで毛穴のクレーターは治せる？

セルフダーマペンは自宅で使える美容器具の一つですが、専門的な技術や知識が必要です。

ダーマペンの特徴は、微細な針が肌に刺し、刺激を与えることで肌の再生を促す点です。

しかし、毛穴に起こったクレーターは肌の奥層にまでダメージが到達しているケースが多いため、一定の深さまで針を刺す技術が求められます。

適切な深さがわからずに行うと、逆に肌を傷つけてしまう可能性があります。また、皮膚表面の清潔さも重要で、衛生状態が悪いと感染症を引き起こす危険性もあるでしょう。

これらの点から、セルフでのダーマペンではなく専門家による治療を受けるべきです。

毛穴専門店「Bébé」で自分磨きを始めてみませんか。

性別、年齢問わず、お肌の悩みは付き物です。特に、毛穴トラブルは基礎化粧品やセルフケアではなかなか解決できない方も多いはず。

加えて、肌に傷をつけることで起こる自然治癒力や高周波による熱エネルギーなどさまざまな作用がはたらいて、毛穴のクレーターを改善します。

「オーヴル毛穴フェイシャル」で赤ちゃん肌に導きます！

リピーター率70%以上！お客様満足に自信があります

あなたの毛穴にあった「セミオーダー」施術が受けられる！

毛穴の無料診断ができる！

まとめ

本記事では毛穴とクレーターについて、原因や改善方法を解説しました。クレーターになりやすいニキビ跡は、一度できてしまうとセルフでの改善は難しいです。

そのため、ニキビが気になるからといって潰したり、炎症を悪化させたりしないよう注意が必要です。毛穴のプロや皮膚科を受診して適切な治療を受けましょう。