鏡を見る度に「目立つ毛穴をどうにかしたい！」とお悩みの方も多いことでしょう。
本記事では、毛穴が目立つ原因と対策方法について紹介していきます。鏡を見る度にがっかりする毎日を変えたい方、お肌に自信を持ちたい方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

毛穴が目立つ原因

多くの方が憧れる「毛穴レスな肌」とは、毛穴が目立たない肌のことです。毛穴が目立つ肌と目立たない肌の違いは、どこにあるのでしょうか。まずは毛穴が目立つ原因についてみていきましょう。

皮脂の過剰分泌

皮脂には肌のバリア機能としての役割があります。皮脂を分泌して肌の表面に皮脂膜が出来ることで、肌の潤いを保ったり、外部の刺激や細菌などの異物の侵入を防いだりしているのです。

このように肌にとって重要な役割をしている皮脂ですが、何らかの理由で過剰に分泌されると、毛穴の詰まりや開きにつながります。ストレスやホルモンバランスの乱れ、偏った食生活などが皮脂の過剰分泌を引き起こすと考えられています。

肌の乾燥

皮脂の分泌が不足して肌が乾燥すると、バリア機能が衰えて肌トラブルにつながります。本来は皮脂膜が侵入を防いでくれるはずのアレルギーの原因物質や細菌などが肌に侵入すると、炎症や皮膚の病気を引き起こします。

それに肌が乾燥すると、肌を守ろうとして角層が厚くなります。すると肌のキメが粗くなり、毛穴も目立つようになってしまいます。

また、肌が乾燥するとバリア機能を補おうとして皮脂が活発に分泌され、それが皮脂の過剰分泌につながることもあります。

加齢による肌のたるみ

加齢とともに、肌はうるおいや弾力を保ちづらくなります。肌のうるおいを保つ働きをしているヒアルロン酸やセラミド、肌のハリや弾力を保つ働きをしているコラーゲンやエラスチンが減っていくからです。

先述しました通り、肌が乾燥すると肌のキメが崩れて毛穴が目立ちやすくなります。乾燥を補おうと皮脂の過剰分泌が起こるとそれもまた、毛穴が目立ちやすくなる原因になります。さらには加齢とともに肌も重力の影響を受けますので、毛穴もたるんで目立ちやすくなります。

顔だけ毛穴が目立つのはなぜ？

体の毛穴より顔の毛穴が目立つと感じたことはありませんか？それは、顔の皮脂腺が発達していることも原因のひとつです。

皮脂は肌を外部から保護する役割をしていますが、顔は常に外部にさらされているため、肌を保護しようと皮脂腺が働きます。加えて、顔の皮膚は他の部位と比べて薄く、乾燥しやすい傾向にあります。乾燥を補おうとすると皮脂腺が活発に機能します。

また、衣類でおおわれていない顔は、紫外線の影響を受けやすく、肌のダメージなどからも毛穴が目立ちやすくなります。

よくある毛穴トラブル

皮脂の過剰分泌や乾燥が目立つ毛穴につながることは、先にもお伝えしました通りです。ここでは、毛穴の状態ごとに、毛穴のお悩みについて解説していきます。

すり鉢毛穴

すり鉢状に開いてしまっている毛穴を「すり鉢毛穴」と呼びます。毛穴の出口が本来の大きさよりも大きく開き、中央がへこんでいるのが特徴です。Tゾーンや頬に起こりやすい状態で、皮脂の過剰分泌などが原因です。

すり鉢状になるのは、毛穴の出口に炎症が起こるからと考えられています。皮脂の過剰分泌で毛穴が詰まりやすくなるのを解消するために、毛穴の出口に炎症を起こして、出口を開かせているのです。悪化するとクレーターのような状態になることもあります。

詰まり毛穴

皮脂や肌に残った古い角質などが毛穴に詰まり、毛穴が開いた状態になってしまっているものを「詰まり毛穴」といいます。

毛穴の中にたまった汚れは、固くなって角栓となります。角栓となると、日々の洗顔ではなかなか落としづらくなります。角栓は、空気にさらされると酸化して黒ずんでいき、毛穴に黒くブツブツとしたものが目立つようになります。「いちご鼻」は、角栓が詰まって黒ずんだ状態です。

たるみ毛穴

加齢による肌のたるみにともなって、毛穴が楕円形に立てに延びている状態を「たるみ毛穴」といいます。面積が広く、重力の影響を受けやすい頬によくみられる現象です。

他の開き毛穴との見分け方として、上を向いたときに毛穴が目立たなくなれば、たるみ毛穴の可能性が高いでしょう。加齢にともない、コラーゲンやエラスチンが減少して、肌の弾力が低下することが主な原因ですので、肌のハリと潤いケアが改善の鍵となります。

毛穴が目立つ場所

顔の中でも特に毛穴のお悩みが多い場所が、皮脂分泌が多いTゾーンと頬です。それぞれの特徴をみてみましょう。

Tゾーン

額から鼻、顎先を結ぶTゾーンは、余分な皮脂が出やすく、古い角質と皮脂が毛穴をふさいだ状態の詰まり毛穴が見られやすい場所です。特に鼻は、顔の中心にあるため気にされる方が多く、いちご鼻にお悩みの方も多いようです。

頬

頬も毛穴が目立ちやすい場所で、頬の中でも鼻に近い顔の内側部分は、すり鉢毛穴やたるみ毛穴のお悩みが起こりやすい場所です。また、面積が広いことから、重力の影響を受けやすく、加齢の影響が出やすい部分でもあります。

目立つ毛穴の対策方法は

目立つ毛穴の対策として、以下が有効です。

・皮脂の過剰分泌を抑える
・汚れや角栓の除去
・保湿
・肌の再生を促す栄養成分の補給

それぞれ、具体的な対策方法をみていきましょう。

スキンケア

毛穴ケアには、日々のお肌のお手入れが重要です。
肌に残った皮脂や汚れが毛穴詰まりの原因にもなりますので、丁寧に洗顔を行いましょう。

ゴシゴシとこするのではなく、泡で包むようにして洗うのがポイントです。ホットタオルを利用して、肌を温めてから洗顔をすると、汚れを落としやすくなるのでおすすめです。

肌が乾燥すると皮脂の過剰分泌にもつながりますから、洗顔後の保湿も重要です。化粧水だけでは水分が飛んでしまいますので、クリームなどで油分を補いましょう。

インナーケア

肌のコンディションには、食事や睡眠、運動習慣などのインナーケアも影響します。

食事

皮脂の分泌をコントロールするビタミンB群を積極的に摂取することをおすすめします。
ビタミンB群が多く含まれるのは納豆、牛乳、鮭、ささみ、バナナなどです。

他に、肌のハリや弾力に作用するコラーゲンを意識しましょう。
手羽先や牛すじにも多く含まれていますが、サプリメントなどから補充するのもよいでしょう。

睡眠

肌の健康には、質のよい睡眠が重要です。成長ホルモンが分泌される夜の10時～深夜2時に睡眠がとれるように、生活習慣を整えましょう。

運動

筋力がアップすると代謝もアップしますので、定期的に筋力トレーニングをするとよいでしょう。毛穴詰まりには、肌の新陳代謝を促すことが大切です。表情筋のエクササイズで、顔の筋肉を鍛えれば、肌のハリが出て、たるみ毛穴の改善も期待できるでしょう。

プロによる施術を受ける

毛穴に詰まった角栓や角質は、セルフケアではなかなかとりにくいものです。美容クリニックやエステなど専門家のケアに頼ってみるという選択肢もあります。

毛穴洗浄の代表的な方法に、ウォーターピーリングがあります。水流の力で毛穴にたまった汚れや角質を浮かせて、毛穴を洗浄します。洗浄と同時に保湿成分などを導入できる施術もあります。

また、肌の再生を促す施術をするのもひとつの手です。ダーマペンは、肌に微細な穴を開けて皮膚を刺激し、自然治癒力を引き出す施術です。肌のターンオーバーを促すことで、肌のハリや弾力が戻れば、毛穴のトラブルも解消しやすくなります。

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性別、年齢問わず、お肌の悩みは付き物です。特に、毛穴トラブルは基礎化粧品やセルフケアではなかなか解決できない方も多いはず。エステや美容クリニックよりも安価で効果を感じたい方、お肌を痛めず「赤ちゃん」肌を手に入れたい方は、毛穴専門店「Bébé」をぜひ一度お試しください！

まとめ

今回は、目立つ毛穴をどうにかしたい！というお悩みに対する対策方法をご紹介しました。

開き毛穴の主な原因は、皮脂の過剰分泌、肌の乾燥、加齢によるたるみです。スキンケアやインナーケアで、毛穴の汚れを取り除き、肌の弾力につながる栄養成分を補充してあげると、改善が期待できます。