あぶらとり紙ってよくないの?毛穴が広がる原因と対策について
「あぶらとり紙はよくないという噂を聞くけど本当?」「毛穴が広がる原因って?」このような疑問をよく耳にします。この2つの疑問には、共通する点もありますので、本記事では、両方の疑問におこたえしていきます。
あぶらとり紙の噂が気になっている方、毛穴の広がる原因が気になっている方は、ぜひ本記事を最後までお読みください。
目次
あぶらとり紙とは
化粧の上から使えて、余分な脂を取ることが出来る「あぶらとり紙」。1度は使ったことがある、という方も多いのではないでしょうか。
あぶらとり紙は、古くから舞妓さんや役者さんに愛用されてきました。あぶらとり紙の歴史は、平安時代にもさかのぼります。当時から使われていた金箔作りに使われる「箔打ち紙」は、使い終わると「ふるや紙」と呼ばれます。そのふるや紙には、皮脂の吸収に優れていて且つ、化粧の粉を崩しにくいという特性があることから、あぶらとり紙として使用されれるようになりました。
かつては、あぶらとり紙は、上流階級の人など一部の人々が使うものでしたが、一般化した現代では、メイク直しの前に使うなど広く活用されています。
毛穴が広がるのはなぜ?
次に、毛穴が広がる原因についてみてみましょう。毛穴が広がる原因には、皮脂が深く関係しています。順に詳しく解説していきます。
皮脂の過剰分泌
お肌にとっては、毛穴から皮脂が分泌している状態が正常です。しかし、皮脂が過剰に分泌されると、排出しきれない皮脂がたまり、毛穴が広がった状態になります。
また、皮脂分泌が多いと、皮脂だけでなく、角質や汚れも毛穴に詰まりやすい状態になります。それらが毛穴に詰まったものを角栓といいますが、角栓が詰まった状態の毛穴は広がって目立ちやすくなります。さらには、詰まった角栓が空気に触れて酸化すると黒ずんで、より目立ちやすくなってしまいます。
皮脂の役割
肌のテカリや化粧崩れにつながるイメージが強い皮脂ですが、実は肌の健康を保つための重要な役割をしています。その役割は、保湿とバリア機能です。
私たちの肌は、皮脂と汗が混ざった皮脂膜が表面を覆っているので、肌の水分が蒸発せずに潤いが保たれています。そして、皮脂膜によって外的刺激や異物の侵入を防いでいるのです。このように、皮脂はお肌の健康を保つために欠かせない成分なのです。
皮脂は取り除きすぎもNG
皮脂や汚れをきちんと洗い流さないと、毛穴の詰まりやニキビなどの肌トラブルにつながりますから、スキンケアでは皮脂汚れを落とすことが重要です。しかしながら、皮脂の取りすぎも、肌トラブルにつながりますので、注意が必要です。
先にもお伝えしました通り、皮脂は保湿やバリア機能の役割をしています。皮脂を除去しすぎてしまうと、肌が乾燥してしまいます。すると、不足した皮脂を補おうとして皮脂分泌が活発になります。その結果、皮脂の過剰分泌を招き、毛穴が広がるトラブルにもつながるというわけです。
広がる毛穴対策にあぶらとり紙が使える
実は、広がる毛穴の対策にも、あぶらとり紙が使えるのです。その理由や使い方について順にご紹介していきます。
あぶらとり紙はよくないって本当?
「あぶらとり紙は皮脂を取り過ぎてしまうのでよくない、ティッシュがベター」という説を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに、皮脂を取り過ぎると肌が乾燥し、乾燥がきっかけで肌の過剰分泌につながりますので、皮脂の取り過ぎがよくないのはその通りです。ですが、皮脂の取り過ぎになるのは、あぶらとり紙を間違った使い方で利用しているケースがほとんどです。あぶらとり紙は、正しく使えばメリットもあるのです。
あぶらとり紙を使うメリット
あぶらとり紙は、メイクをしている状態でもその上から使えて、余分な皮脂をおさえることができるのがメリットです。
メイク直しの際に、あぶらとり紙で余分な皮脂をおさえてからメイク直しをすれば、メイクのノリがよくなり、化粧崩れも防げます。
加えて、余分な皮脂はニキビの原因にもなりますから、適切にあぶらとり紙を使えば、ニキビ予防にもつながります。ただし、肌をこすってしまうとニキビの悪化を招きますから注意しましょう。
あぶらとり紙の正しい使い方
あぶらとり紙を使う際は、肌への触れ方と使用頻度が大事です。皮脂が気になる部分にだけに、優しく押し当てるようにして使いましょう。
使う頻度は、1日に1~3回程度が目安です。皮脂の分泌量は、年齢や季節、食生活や生活習慣によっても変化します。気温と湿気が高い夏と乾燥しやすい冬とでは、皮脂の分泌量が変わりますので、肌の状態に合わせて使う頻度を調整しましょう。
あぶら取り紙を使ったあとは、ミストタイプの化粧水などで保湿するのもおすすめです。
あぶらとり紙のNGの使い方
あぶらとり紙は、使う回数が多すぎると皮脂を取り過ぎてしまいます。1日に1~3回程度の目安を意識しましょう。
それに、1度に何枚も使ってしまうと、それもまた皮脂の取り過ぎにつながります。大抵の場合は、1度に1枚で十分ですので、使う枚数にも注意してください。
また、あぶらとり紙で肌をこすらないようにすることも重要です。表皮の1番外側の角層は平均0.2㎜と非常に薄い層で出来ています。こすってしまうと摩擦でダメージをうけやすいので、注意しましょう。
皮脂の過剰分泌による毛穴トラブルの対策
ここでは、皮脂の過剰分泌による毛穴トラブルにセルフケアでできる対策について、解説していきます。
皮脂抑制
オイリー肌が気になる方は、スキンケアやインナーケアで、皮脂の分泌をおさえるようにしましょう。
ビタミンCには、皮脂分泌の抑制や皮脂の酸化を予防する作用がありますので、ビタミンC誘導体が配合された化粧水などを日頃のスキンケアに取り入れるとよいでしょう。
化粧直しの際には、皮脂が気になる部分にあぶらとり紙を使えば、肌トラブル予防にもなります。
加えて、皮脂分泌は、食生活からも影響を受けますので、脂質の代謝を高める作用のあるビタミンB2とB6の摂取を意識するとよいでしょう。ビタミンB2はレバー、うなぎ、納豆、乳製品、アーモンドなどに、ビタミンB6はアジ、サケ、牛乳、バナナ、さつまいもなどに多く含まれています。
保湿
皮脂が気になる状態でもやはり、保湿は必要です。保湿不足で乾燥すると結局は、皮脂の過剰分泌を招いてしまうからです。
皮脂の過剰分泌を防ぐには、お肌の状態が健康であることも重要ですので、セラミドなどの、保湿成分とバリア機能をサポートしてくれる成分を含んだ商品を選ぶとよいでしょう。
また、皮脂が気になるときは、化粧水だけで済ませたくなるかもしれませんが、乳液やクリームなど油分のあるものでフタをしないと、水分が逃げてしまいます。
乳液の方がクリームに比べて含まれる油分は少ないです。油分が気になる方は、乳液を選ぶとよいでしょう。
洗顔
皮膚に皮脂や汚れが残っていると毛穴の開きや詰まりにつながります。洗顔でしっかりと皮脂や汚れを洗い流すことが大切です。
皮脂が気になっている方は、洗顔用の石鹸を使ってみるのもよいでしょう。洗顔フォームは保湿のため、油分が入っているものもありますので、オイリー肌の方には向いていない場合があるからです。
ただし、洗いすぎやゴシゴシとこすってしまうと摩擦で肌にダメージを与えてしまいます。優しく泡で洗い流すことは洗顔フォームも石鹸でも同じく重要なことですので、注意しましょう。
尚、頑固な毛穴の詰まりには、セルフケアでは対処が難しいこともありますので、その場合は、プロによるケアを受けてみるのもおすすめです。
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まとめ
今回は、あぶらとり紙についての疑問と、毛穴が広がる原因について解説しました。
広がる毛穴のケアには、皮脂の過剰分泌を抑えることが必要です。スキンケアやインナーケアのほか、あぶらとり紙も使えますので、正しい使い方をマスターしましょう。
また、起きてしまった毛穴トラブルはセルフケアでは対処しきれないこともあります。その場合は、プロのケアに頼ってみてはいかがでしょうか。