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毛穴が赤いのはどうして?症状別に原因や対策方法を紹介

毛穴が赤く炎症したり、ポツポツとした発疹ができたりして気になっている方もいらっしゃることでしょう。毛穴やその周りが赤くなってしまうのは、なぜなのでしょうか。今回は、毛穴が赤くなる原因や対策方法について解説します。毛穴の赤みが気になっている方は、ぜひ最後までお読みください。

毛穴の赤みの原因とは

毛穴やその周りが赤くなる原因として、主に、赤ニキビ、毛嚢炎(もうのうえん)、毛孔性苔癬(もうこうせいたいえん)の3つが考えられます。順に詳しくみていきましょう。

赤ニキビ

赤ニキビは、ニキビが炎症して赤くなり、皮膚が盛り上がった状態です。
ニキビの初期症状である「白ニキビ」の段階では、炎症は起きておらず、毛穴に皮脂や汚れが詰まった状態です。白ニキビが酸化して「黒ニキビ」に発展することもありますが、黒ニキビにも炎症はみられません。

白ニキビや黒ニキビの状態から悪化すると、炎症を伴う赤ニキビになるのです。さらに、赤ニキビが悪化すると、膿がたまった「黄ニキビ」になります。黄ニキビまで発展すると、ニキビが治ってもクレーターのような跡に残る可能性もありますから、赤ニキビから悪化させないようにすることが重要です。

赤ニキビの原因となるアクネ菌は、実はニキビがない肌にも存在する常在菌です。アクネ菌は肌を弱酸性に保つ働きをするなど、通常であれば肌を健やかに保つ役割もしています。
しかし、ホルモンバランスの変化やストレスなど何らかの影響で、肌のバリア機能が低下し、皮脂分泌が過剰になると、皮脂を餌としてアクネ菌が増殖をします。このアクネ菌の増殖が炎症の引き金となっているのです。

毛嚢炎(もうのうえん)

毛穴の奥の毛根を包んでいる部分を毛嚢(もうのう)といいます。
その毛嚢に起こる炎症を毛嚢炎といい、ニキビと見た目が似ていることもありますが、原因が異なります。

毛嚢炎は小さな傷から黄色ブドウ球菌などの細菌が侵入し、毛嚢内で増殖することによって起こります。赤くブツブツとした丘疹や赤く膿を伴う発疹などができます。毛穴があるところには、どこにでも発症しうる症状で、顔のほかには、首の後ろ、脇、太もも、陰部などにできやすいです。ひっかき傷やカミソリでのムダ毛処理などで、肌に傷がつくことが原因となることがあります。

他には免疫力の低下で、肌のバリア機能も低下したときに起こりやすくなります。バリア機能が低下すると、外部からの刺激や雑菌、乾燥から肌を守る働きも弱くなり、炎症を起こしやすくなるからです。

その他、衛生管理が不十分な入浴施設やプールなどで、緑膿菌に感染して、炎症が起こることもあります。このようなケースは、温浴毛包炎と呼ばれています。

毛孔性苔癬(もうこうせいたいえん)

皮膚に赤くポツポツとした発疹ができているときは、毛孔性苔癬(もうこうせいたいえん)が考えられます。二の腕や背中に出ることが多い皮膚症状ですが、頬など顔に出ることもあります。

毛孔性苔癬の原因は、はっきりしない部分も多く、遺伝性の要因があるとみられています。その他に症状が出るきっかけとしては、外的要因などから肌のターンオーバーが乱れ、角質の異常角化が起きて発疹が出ます。
主に、若い世代の方に出る症状で、30代以降になると症状がおさまることが多いといわれていますが、それ以上の年齢になっても症状が出る方もいます。

毛穴が赤いときの対策方法

毛穴が赤くなる3つの原因、赤ニキビ、毛嚢炎、毛孔性苔癬には、どのような対策があるのでしょうか。それぞれ詳しくみていきましょう。

赤ニキビの対策方法

赤ニキビは炎症を起こしている状態ですので、摩擦や刺激を与えないように注意してください。赤ニキビを悪化させないためには、皮脂分泌を抑え、肌を清潔に保つことも重要です。ただし、洗顔の際にゴシゴシとこするのは、かえって刺激になりますからやめましょう。

頬に赤ニキビが出来ている場合には、寝具が刺激になっていることもありますので、枕カバーやシーツはこまめに取り換え、清潔を保ちましょう。

また、髪の毛が刺激になることもあります。おでこに赤ニキビがある場合には、前髪を下ろさない髪型にするなど、赤ニキビに髪の毛が触れない工夫をするとよいでしょう。

その他、生活習慣を整えることも大切です。ストレスや疲労などが、皮脂の過剰分泌につながり、アクネ菌を増殖させますので、食事の栄養バランスや十分な睡眠時間を確保するなど、生活を整えましょう。

毛嚢炎(もうのうえん)の対策方法

毛嚢炎は、傷から細菌が入り込むことで起こりますから、予防と対策には、肌を傷つけないことと、皮膚を清潔に保つことが重要です。
汚れや余分な皮脂を落とすことは重要ですが、スクラブ剤などは皮膚を傷つける可能性もありますので、利用には注意しましょう。

患部を刺激しないようにすることも大切ですので、毛嚢炎が起きているときには、カミソリを使った脱毛などはできるだけ控えましょう。

肌のバリア機能を正常に保つことも、予防や対策につながります。免疫力の低下がバリア機能の低下を招きますので、保湿ケアや紫外線ケアだけでなく、食事や睡眠などの生活習慣の見直しも意識してください。
セルフケアをしても改善が見られない場合は、皮膚科を受診することをおすすめします。

毛孔性苔癬(もうこうせいたいえん)対策方法

毛孔性苔癬の原因は、はっきりしないところがあるものの、角質の角化異常が起きていますので、肌のターンオーバーに働きかけるケアが有効だと考えられています。
また、肌が乾燥すると毛孔性苔癬が悪化する傾向にあるので、保湿ケアを意識して行うようにしてください。

美容クリニックのケアでは、ピーリングやダーマペンなど、古い角質を除去してターンオーバーを促す施術が行われることが多いです。

その他に顔に赤みが出る皮膚症状

赤ニキビ、毛嚢炎、毛孔性苔癬の他にも、肌に赤みが出る皮膚症状があります。先にご紹介したものに当てはまらない場合は、次の症状が当てはまるかもしれません。
ただし、毛穴や肌の赤みの原因が、皮膚疾患である場合には、お手入れでは対処しきれませんので、皮膚科を受診するようにしましょう。

脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎は、マラセチアという常在菌が原因で起こる皮膚症状です。マラセチアが皮脂や汗などをエサに増殖し、鼻周辺や髪の生え際などに赤みが出ます。かゆみを伴うことが多く、刺激物で悪化するといわれています。

接触性皮膚炎

化粧品や金属など、特定のものが肌にふれることで起こる炎症(かぶれ)です。
炎症の原因を取り除くことで改善が期待できます。炎症を起こしているときは、肌のバリア機能が落ちているので、刺激を避けることが大切です。

毛細血管拡張症

毛細血管拡張症は、何らかの原因で毛細血管が拡張して、透けて赤く見えている状態です。
原因は、はっきりしませんが、ホルモンや遺伝、飲酒や寒暖差が原因と考えられています。

酒さ

酒さのはっきりとした原因はわかっていませんが、慢性的に発疹ができる症状です。赤みだけでなく、ニキビのような丘疹や膿疱も混じってできることもあります。
気温差や過度の飲酒などで悪化するともいわれています。

セルフケアで解決しない毛穴のお悩みはプロに相談を

ここまで、毛穴が赤くなる原因や症状についてご紹介してきました。
毛穴が赤い理由はさまざまですが、いずれも刺激や摩擦を与えないようにすることが重要です。また、思い当たる原因に合わせたセルフケアをしても、改善がみられない場合には、プロに相談するという選択肢があります。

医療機関を受診する

赤い毛穴がみられる原因が皮膚疾患の場合には、セルフケアの対処では難しく、皮膚科などの医療機関を受診することをおすすめします。とくに、かゆみや痛みの症状が出ている場合には、早めに医療機関を受診して、医師の診断のもとで対策をするとよいでしょう。

毛穴専門店でプロのケアを受ける

洗顔や保湿ケアなど、セルフケアをしても毛穴のお悩みが解決しない場合には、毛穴専門店で施術を受けてみてはいかがでしょうか。
毛穴に詰まった角栓は、セルフケアではなかなか除去しきれないこともあります。
赤ニキビや黄ニキビに発展する前に、早めにケアしておくとよいでしょう。

まとめ

今回は、毛穴の赤みについて、考えられる原因や対策方法をご紹介しました。
毛穴トラブルは、毛穴詰まりの対策をするなど、肌のお手入れで改善が期待できますが、症状が悪化した場合や皮膚疾患の場合には、お手入れでは対処しきれません。かゆみや痛みなどの症状がある場合には、皮膚科を受診しましょう。

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