若いうちにやった方がいい美容とは？若い方におすすめしたい美容医療とセルフケア

肌が綺麗な若いうちは、お肌のお悩みはあまりないかもしれませんが、若いうちからやっておいた方がいい美容があります。若いときのケアで、年齢を重ねたときの肌に差がつくからです。

シミ、シワ、たるみは、出てきてから対応すると時間もお金もかかります。そのうえ、ケアをしても、残念ながら完全に元に戻らないこともあります。なるべく、シミやシワ、たるみができないようにするに越したことはありません。

本記事では、若いうちにやった方がいい美容について解説していきます。

若いうちにやった方がいい美容【美容医療】

将来の肌に備えて、若いうちにやった方がいい美容について、早速みていきましょう。まずは、美容医療からご紹介していきます。

ニキビ予防と毛穴ケア

お肌のお悩みが比較的少ない若い方の間でも、お悩みとしてよくあげられるのが、毛穴詰まりから起こる肌トラブルです。皮脂分泌のピークは20代前半といわれている通り、若い方は皮脂分泌が活発なため、毛穴詰まりやニキビができやすい肌の状態です。

特にニキビは、悪化して炎症や化膿をすると跡に残りやすく、そのうえ、ニキビ跡は美容医療でもなかなか完全に消すことは難しいのが現状です。毛穴詰まりや、ニキビができないように肌の状態を整えることが重要です。クリニックでのケアは、ピーリングやフラクショナルレーザーがおすすめです。

ピーリングは、専用の薬剤を使って、肌表面の古い角質を剥がし、肌のターンオーバーを促す治療です。毛穴の詰まりも改善しやすく、ニキビ治療にもよく用いられています。

フラクショナルレーザーは、皮膚に熱を与えつつ小さな穴をあける治療方法です。熱で組織が収縮することで、毛穴やニキビ跡が小さくなり、皮膚に穴を開けることで治癒力を刺激して症状の改善を促します。

ほか、毛穴専門店などで、定期的に毛穴洗浄の施術を受けると、毛穴詰まりやニキビの予防になります。

シミ治療

若いうちにシミ治療をしておくこともおすすめです。

今は目立つシミはなくても、シミが広がる前、さらにはシミ予備軍のうちからケアをしておくと、将来の肌に差がつきます。実際に、「30代になってから急にシミが気になるようになった、もっと早くケアをしておけばよかった」というお声をよく聞きます。

若い方のシミ治療におすすめできるのが、IPL（フォトフェイシャル）です。IPLとは、顔に光を照射し、シミをはじめとした肌トラブルを改善する治療です。

IPLのメリットは、照射する光の波長が数種類あるため、ひとつの施術で幅広い肌悩みに効果が期待できるという点です。シミやソバカス、赤ら顔、ニキビ、ハリの改善など、広く作用し、ダウンタイムもありません。初めて美容医療を受ける方にもおすすめの施術です。

たるみケア

意外かもしれませんが、たるみケアは若いうちの方が効果が出やすいです。
たるみケアはコラーゲンの生成を促すことで、たるみ改善を目指します。ですので、コラーゲンの生成が活発な若い世代の方が、効果が出やすいのです。

20代後半くらいから、ハリの衰えやたるみの兆候が出てくることがあります。その段階からたるみケアを始めておくとよいでしょう。

クリニックでのお手入れは、HIFUやエレクトロポレーション（イオン導入）がおすすめです。
HIFUは、肌に超音波をあてて、熱で肌をひきしめる施術です。皮膚の内側に熱が伝わることで、コラーゲンが生成され、ハリや弾力の改善につなげます。

エレクトロポレーション（イオン導入）は、専用機器で肌に微弱な電流を流すことで、肌に有効成分を浸透させます。導入する薬剤によって、たるみ、シワ、ニキビ跡、くすみやシミに働きかけます。

若いうちにやった方がいい美容【セルフケア】

次に、セルフケアでできることで、若いうちにやった方がいい美容をみていきましょう。

日焼け対策

若いうちは、紫外線対策に意識が薄い人も多いようです。しかしながら、紫外線は光老化のもとになるので、注意が必要です。紫外線によるダメージは日焼けやシミだけでなく、シワやたるみなど、あらゆる肌トラブルのもとになります。

どれだけケアをしても、加齢による肌の老化は防げませんが、光老化は紫外線対策で影響を抑えることができます。これまで日焼けに危機感がなかった方も、今すぐ紫外線対策を始めましょう。

夏のリゾート地以外でも日焼け対策は必要です。季節を問わずに、日焼け止めクリームを使いましょう。状況に応じて、日傘やサングラスの活用をおすすめします。目から入った紫外線がメラニン生成を促すこともありますので、意識しておきましょう。

保湿ケア

どの年代にも共通していえることですが、美肌のためには、保湿ケアが非常に重要です。保湿ケアを怠るとシワのもとになりますし、若い方は特に、保湿不足がかえって皮脂の過剰分泌を招くこともあるので、注意が必要です。

化粧水や乳液など日々の保湿ケアに加えて、シートマスクの活用やレチノールなどのビタミンA入りのケア用品を取り入れることをおすすめします。

シートマスクは美容成分がたっぷり含まれ、肌にしっかりと密着するので、より高い保湿効果が期待できます。ただし、シートマスクが乾燥するほど長時間の使用は、逆に肌の乾燥を招きますので注意しましょう。

ビタミンAは、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促して、ターンオーバーを早める作用をします。シワやたるみ、シミの予防効果が期待できます。さらには、皮脂分泌を抑える作用もしますので、皮脂分泌が活発な若い世代のスキンケアにも合った美容成分です。

洗顔

肌の健康を保つには、洗顔が基本です。肌トラブルは、皮脂や老廃物、汚れが毛穴に詰まることから始まりますので、洗顔で余分な皮脂や汚れをしっかりと取り除くことが肝心です。

毛穴に詰まった角栓が気になっている方は、酵素入り洗顔料を使うとよいでしょう。角栓は、タンパク質と皮脂でできています。酵素はタンパク質を分解する働きをしますので、より高い効果が期待できるでしょう。

若い方がやりがちなNGケア

ここまで、若いうちにやった方がいい美容について、お伝えしました。
ここでは、NGケアについてもみていきましょう。せっかくのお手入れを台無しにしないためには、NGケアを把握しておくことも重要です。

メイク落とさずに寝る

メイクを落とさずに寝てしまうと、1日外の空気にさらされていた皮脂や汗がそのままになるわけですから、菌が繁殖しやすくなり、ニキビの原因になります。

また、本来、肌の再生や修復をする機能が働く夜間に、メイクが皮膚を覆ったままになると、老廃物が肌の表面に残り、ターンオーバーを妨げてしまいます。

ほかには、肌に残ったメイクの油や皮脂が酸化して、シミやくすみの原因になるなど、メイクを落とさずに寝ることは、リスクばかりであることを頭に入れておきましょう。

紫外線対策をしない

若いうちは、紫外線をたくさん浴びて日焼けをしても、時間が経てば肌が元に戻ることも多いので、紫外線対策をしない人もいらっしゃるかもしれません。
しかし、長い間浴び続けてきた紫外線のダメージが蓄積されて、後になってシミとして現れることもありますので、若いうちから紫外線対策を始めましょう。

季節を問わず、日焼け止めクリームを活用してください。顔だけでなく、首にも日焼け止めクリームを塗りましょう。首の日焼けは、シワやイボのもとになることがあります。

肌に摩擦を与える

こする、すれる、など肌に摩擦を与えると、シミのもとになるので注意してください。
摩擦による刺激で、肌に炎症が起きると肌を守ろうとしてメラニンが生成され、シミの原因になるのです。

摩擦による炎症は、小さな炎症なので自覚しにくいかもしれませんが、洗顔でゴシゴシ洗うことや、美顔器、マッサージなど、美容のために行っていることが摩擦を与えていることもあります。
せっかくのお手入れも、やり方を誤ると肌へのダメージになりますので、力加減や頻度には注意しましょう。

将来の肌に向けて若いうちにBébéで毛穴ケアを

皮脂分泌が多い若い方の肌は、ニキビができやすい状態です。ニキビが悪化して跡が残るとなかなか完全には治りにくいものです。若い方は、ニキビ予防に毛穴ケアや角質ケアをしておくとよいでしょう。

とはいえ、毛穴ケアや角質ケアは、セルフケアで効果を出すのは難しいケアでもあります。
プロのケアに頼ってみてはいかがでしょうか。
Bébéは、定期的に通いやすい価格設定なのも嬉しいところ。将来の肌に向けて、若いうちに毛穴ケアをやっておくことをおすすめします。

まとめ

今回は、若いうちにやった方がいい美容について解説しました。
若いうちから美容に取り組んでおくと、将来の肌に差が出ます。将来、お肌にお悩みを抱えないためにも、若いうちに予防の観点からケアをしておくことをおすすめします。セルフケアと並行して、プロによるケアを取り入れてみると、より高い効果が期待できるでしょう。