潤い不足は毛穴トラブルのもと！肌に潤いを与える方法を徹底解説

肌の乾燥が進むと、ツヤがなくなり、毛穴の開きや黒ずみ、ざらつきなども目立ちやすくなります。さらに、肌が敏感になり、炎症やかゆみなどのトラブルも起こりやすくなります。

本記事では、肌の潤い不足で起こる肌トラブルとその原因、肌に潤いを与えるスキンケア方法について詳しく解説します。肌の乾燥や肌トラブルが気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

肌の潤い不足で起こること

肌が乾燥すると、さまざまな肌トラブルが発生します。はじめに、肌の潤い不足によって引き起こされる具体的なトラブルを解説していきます。

毛穴トラブル

肌の潤いが不足すると、毛穴の開きや黒ずみ、毛穴詰まりといったトラブルが発生しやすくなります。乾燥によって肌のハリが失われると、毛穴が開いて目立つようになるためです。

また、不足した水分を補おうとして、皮脂分泌が活発になります。その結果、過剰に皮脂が分泌され、汚れと混ざり合うことで毛穴詰まりが起こります。

さらに、毛穴に詰まった角栓が酸化すると黒ずみへとつながります。このような毛穴トラブルを防ぐには、日頃から保湿を意識することが重要です。

ざらつきやキメの乱れ

肌の潤いが不足すると、表面のキメが乱れやすくなります。健康な肌は細かな溝「皮溝」と、盛り上がりの部分「皮丘」が均一に並んでいます。

乾燥するとこのキメが粗くなり、ざらつきが目立つようになります。

特に頬や口の周り、あごなどは乾燥しやすく、スキンケアを怠るとゴワついた肌触りになってしまいます。また、おでこは通常、皮脂分泌が多い部分ですが、乾燥するとそれを補おうとして皮脂分泌が過剰になり、毛穴の詰まりや吹き出物ができやすいので、注意が必要です。

乾燥と皮脂バランスの関係

皮脂は、肌のバリア機能を維持する重要な役割を果たしています。肌のバリア機能を担っているのは、肌の最も外側にある角層です。

この角層の表面は、汗と皮脂が混ざり合ってできた皮脂膜によって守られており、水分の蒸発を防ぐとともに、外部からの刺激から肌を保護する働きをしています。

しかし、肌が乾燥したり、過剰に皮脂を取り除いてしまうと、バリア機能が低下し、外部の刺激を受けやすくなります。その結果、肌荒れや炎症が起こりやすくなるのです。さらに、乾燥を補おうとして皮脂の分泌が過剰になると、肌のテカリや毛穴詰まりの原因にもなってしまいます。

肌が潤い不足になる原因

肌が乾燥してしまう原因はさまざまあります。ここでは、肌が潤い不足になる主な原因をご紹介していきます。

洗いすぎ

洗顔の際に、ゴシゴシとこすったり、強い洗浄力のある洗顔料を使用し続けていると、必要な皮脂まで取り除いてしまうことがあります。特に脂性肌の方は、過度な洗顔をしがちですが、これが逆効果になることも。

必要以上に皮脂が減ってしまうと、それを補おうとして活発に皮脂を分泌し、さらなる毛穴詰まりを招いてしまうことがあります。洗顔は肌に負担をかけないよう優しく、且つ適切な頻度で行うことが重要です。

肌の潤い不足を感じる方は、洗浄力がマイルドな洗顔料に変えてみてもよいかもしれません。

保湿不足

スキンケアの際、化粧水だけをつけて終わると、水分がすぐに蒸発してしまい、十分な保湿ができません。肌の水分をしっかりと保持するためには、乳液やクリームを使って油分を補うことが必要です。

特に乾燥が気になる季節は、保湿成分が豊富に含まれたスキンケアアイテムを使用することをおすすめします。

また、年齢とともに皮脂やセラミドの分泌が減少し、肌の保湿力が低下します。年齢に応じたスキンケアが必要になりますので、肌質の変化を感じたら、スキンケアアイテムを見直してみるとよいでしょう。

紫外線ダメージ

紫外線は肌の乾燥を進行させる大きな要因のひとつです。紫外線を浴びると肌内部の水分が蒸発し、バリア機能が低下してしまいます。

また、紫外線ダメージによってコラーゲンやエラスチンが減少し、肌のハリが失われると、毛穴が開いてしまいます。紫外線のダメージは、乾燥だけでなくシミやたるみの原因にもなります。

季節や天候を問わず日焼け止めを活用し、紫外線による肌ダメージを最小限に抑えましょう。

肌に潤いを与えるための基本のスキンケア

肌に潤いを与えるためには、毎日のスキンケアが重要です。ここでは、正しい洗顔方法や保湿ケアなど、基本のスキンケアを解説します。

クレンジング＆洗顔方法

洗顔は肌を清潔な状態を保つために欠かせませんが、洗いすぎると肌のバリア機能を損ない、乾燥を招く原因になります。朝晩の2回が基本で、それ以上の頻度は過剰です。メイクをした日は、洗顔前にクレンジング剤で落としましょう。

オイルタイプのクレンジングは洗浄力が強い分、皮脂を奪いやすくなります。ナチュラルメイクの日は、洗浄力も肌の負担もマイルドな、クリームやミルクタイプにするなど、使い分けるとよいでしょう。

洗顔の際はしっかりと泡立て、ゴシゴシこすらずに包み込むように洗うことが大切です。すすぎにはぬるま湯を使い、お湯は避けましょう。お湯だと皮脂が奪われやすくなります。

保湿には油分も必要

乾燥を防ぐには、洗顔後すぐに保湿ケアをすることが重要です。保湿の際、化粧水だけでは水分が蒸発してしまい、保湿効果は長続きしません。肌の潤いをしっかり保つためには、水分を補給した後に油分をプラスする必要があります。

乳液やクリームを使い、化粧水で与えた水分をしっかり閉じ込めることが大切です。特に乾燥が気になる人は、セラミドとヒアルロン酸など、保湿成分を含んだスキンケアアイテムを活用するのがおすすめです。

肌に潤いを与える成分とは

肌に潤いを与える成分にはさまざまな種類がありますが、特に注目したいのがセラミドとヒアルロン酸です。セラミドは肌のバリア機能をサポートし、水分の蒸発を防ぐ働きをします。

一方、ヒアルロン酸は高い保水力を持ち、肌の潤いやハリを保ちます。その他、グリセリンやコラーゲンも肌の潤いをサポートする成分として有効です。これらの成分を意識してスキンケアアイテムを選ぶことで、乾燥を防ぎ、しっとりとした肌を維持することができます。

プロの毛穴ケアで根本から潤いをアップ

セルフケアによるスキンケアだけでは、肌の潤いを維持するのが難しい場合があります。そんな時は、美容クリニックや専門店での施術を取り入れるのも一つの方法です。ここでは、肌に潤いを与えるのにおすすめの施術をご紹介します。

エレクトロポレーション

エレクトロポレーションは、特殊な電気パルスを利用して美容成分を肌の奥まで浸透させる施術です。ヒアルロン酸やビタミンCなどの成分を肌の真皮層まで届けることで、乾燥を防ぎ、肌のハリと潤いをアップさせます。

通常のスキンケアでは浸透しにくい成分も、エレクトロポレーションを使えば効率よく肌に届けることができます。乾燥や毛穴の開きが気になる方に適した施術です。

ダーマペン

ダーマペンは、微細な針で肌に小さな穴を開けることで、肌の再生力を高め、コラーゲンやエラスチンの生成を促す施術です。乾燥による毛穴の開きやキメの乱れを改善し、肌全体のハリをアップさせる効果が期待できます。

加えて、ターンオーバーが整うことで、バリア機能も向上し、乾燥しにくい肌になります。ただし、施術後は乾燥しやすくなりますので、保湿をしっかりと行うことが大切です。

フォトフェイシャル

フォトフェイシャルは、IPL（インテンス・パルス・ライト）を肌に照射し、コラーゲンやエラスチンの生成を促す施術です。肌の水分保持力が向上し、ハリと弾力がアップするほか、毛穴の開きやくすみの改善も期待できます。

加えて、ターンオーバーを促進し、肌の代謝を整える効果があります。ダウンタイムがほとんどなく、施術後すぐにメイクが可能な点もメリットです。

水光注射

水光注射は、ヒアルロン酸やビタミン、アミノ酸などの美容成分を直接肌に注入する施術です。肌の内側から潤いを補給し、みずみずしい質感を取り戻すことができます。乾燥による毛穴の開きや小じわ、くすみにも効果的で、短期間で効果を実感しやすいのが特徴です。

乾燥が気になる方や、肌のハリを取り戻したい方におすすめです。

お肌の潤い不足にお悩みの方は毛穴専門店「Bébé」で毛穴ケアを

「保湿ケアをしているのに、肌が乾燥する」という方は、毛穴専門店「Bébé」で毛穴ケアをしてみませんか？毛穴が詰まった状態では、どれだけ高価なスキンケアアイテムを使っても、成分が浸透しにくく十分な効果が得られません。

毛穴専門店「Bébé」では、毛穴のプロがあなたの毛穴の状態を診断しています。お肌に合ったお手入れ方法を提案しますので、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

肌の潤い不足は、毛穴の開きや黒ずみ、ざらつきなどのトラブルを引き起こします。日頃のスキンケアを見直し、正しい保湿ケアを行うことで、肌の乾燥を防ぐことができます。

また、セルフケアだけでは限界がある場合は、プロの施術を活用することで、より効果的な保湿ケアが可能になります。肌の乾燥に悩んでいる方は、ぜひ一度、毛穴専門店「Bébé」の毛穴ケアを試してみてください。