毛穴の色素沈着は改善できる？その原因や改善方法、悪化させるNG行為について

ふと自分の肌を見た時に「黒ずみがある？」と気づくことはないでしょうか。
毛穴が汚れて黒ずんでいるのならケアで改善することも期待できますが、色素沈着によって肌の色が変化している場合は、そうもいきません。

そこで今回は、毛穴の色素沈着についてリサーチ！
原因がわかればケア方法の見直しをしたり、対策を考えたりできるはず！
ぜひ参考にしてみてくださいね。

毛穴に色素沈着することはある？

色素沈着と聞くと「落ちないもの」とイメージされることも多く、お顔の毛穴にはできてほしくないトラブルではないでしょうか。
しかし、残念なことに毛穴に色素が沈着することはあります。
毛穴が汚れて黒ずんでいるわけではないため、ケアを頑張ったとしても黒く見える部分が消えることはありません。

色素沈着はどのような状態？

本来の毛穴は、小さく引き締まっており、一見するとわからないような状態が正常です。
そんな毛穴の周辺の皮膚にメラニンが沈着し、黒く見える状態が“毛穴の色素沈着”です。

肌を擦ったり、皮脂の酸化、多くの紫外線を浴びるなどのダメージを受けると、毛穴周りの皮膚が炎症を起こし、シミの原因であるメラニンが過剰に生成されます。
この時にメラニン色素が毛穴周りに沈着すると、毛穴が黒ずんで見えてしまうのです。

毛穴の色素沈着の原因

毛穴周辺に色素沈着を起こした状態は、“メラニン毛穴”とも呼ばれ、毛穴トラブルの一つとされています。
その主な原因は外部刺激と炎症と言われており、それぞれに注意したい項目があります。

①外部刺激：紫外線・摩擦や刺激など

メラニンが過剰に生成される原因としてあげられる項目は、

• ・紫外線を浴び、日焼けした
• ・摩擦や刺激によって毛穴が傷ついた

など。

肌のターンオーバーが正常に働いていれば、紫外線によって日焼けした肌も徐々に白くなり、元に戻っていきます。
しかし、ターンオーバーが乱れていると、皮膚が黒ずんだ状態は長くなってしまうでしょう。

また、摩擦による刺激は、ナイロンのタオルでゴシゴシと擦るなど、明らかに刺激を与えてしまった場合だけでなく一見すると「刺激ではなさそうなこと」でも起こり得ます。

例えば

• ・シートタイプのメイク落としを使用した
• ・コットンやパック剤を使ったお肌ケア

など。

感染症予防のためのマスク着用も、摩擦の原因になると言えるでしょう。

②炎症：皮脂の過剰分泌、間違った肌ケア

皮脂の分泌が気になるからといって、洗浄力の強いクレンジングを使うことは、肌へ大きな負担をかけてしまいます。
また、肌質に合わない化粧品の使用も、皮膚に過度な刺激を与えてしまう誤ったケア方法だと言えるでしょう。

このように肌への刺激が炎症を引き起こす原因になります。
他にも、虫刺されやニキビの後も黒ずみとして残りやすい炎症と言われています。
炎症による黒ずみは、治る過程で色素沈着が起こりやすく、赤みが引いた後から目立つという特徴もあります。

さらに、皮膚のバリア機能が低下している状態のときは、冷暖房による乾燥が皮膚に必要な水分まで蒸発させてしまい、更なる炎症を招くこともあるため、注意しましょう。

①外部刺激と②炎症が合わさることが大きな原因に

①外部刺激と②炎症が合わさり、肌の負担が大きくなると、肌を守る機能が低下してしまいます。
そのような状態では、正常なターンオーバーが働かず、皮膚の生成がスムーズにいきません。

特に②炎症を起こしている最中はかゆみが生じ、つい爪で引っ掻いてしまう人も少なくありません。
刺激を与えることで更なる炎症を招いてしまうため、いつまで経ってもターンオーバーが正常に働かず、メラニンの排出が止まらなくなってしまいます。

その結果、過剰に生成されたメラニンが肌に蓄積され、黒ずみとなって残ってしまうのです。

毛穴の色素沈着を防ぐ方法

それでは次に、毛穴の色素沈着を防ぐ方法について考えてみましょう。
日頃から以下のようなことに気を付けておくことがおすすめです。

紫外線対策を徹底

色素沈着を防ぐために徹底したいことが“紫外線対策”です。
日差しが強い夏や晴れの日だけでなく、季節や天候を問わず紫外線は降り注いでいます。
外出する際は、日焼け止めを塗り、帽子や日傘などを活用して長時間紫外線を浴びないように注意しましょう。

ターンオーバーを正常に保つ

メラニンが過剰に生成されたとしても、正常なターンオーバーが繰り返されているのであれば、毛穴の黒ずみは徐々に薄くなります。
ターンオーバーを正常に保つことが大切です。

保湿に力を入れる

ターンオーバーを正常に保つためには、乾燥対策が有効です。
スキンケアには保湿成分の高い美容液を取り入れたり、保湿効果が期待できるメイクアイテムを活用してみましょう。
お部屋が乾燥すると、皮膚の水分が奪われてしまうため、加湿器の活用でお部屋の乾燥を防ぐことも忘れずに！

美白ケアも入念に

保湿と合わせて美白ケアにも念入りに取り組みたいところ。厚生労働省が認めた

• ・ビタミンC誘導体
• ・トラネキサム酸
• ・アルブチン

など、美白有効成分が期待される化粧水や乳液の活用がおすすめです。

肌への摩擦を減らす

肌への摩擦を減らすことも大切です。
メイクやスキンケアは身だしなみとして毎日取り組みます。
1回あたりの刺激が弱かったとしても、毎日続けると影響が大きくなるため、肌を強い力で擦らないように注意しましょう。

特にクレンジングや洗顔、顔を拭く時などは力をいれず、ファンデーションを塗る時は要注意です。
また、シートタイプのクレンジングは常用せず、どうしてもという時にのみ使用することもおすすめです。

毛穴の色素沈着を悪化させるNG行為

毎日見る自分の顔だからこそ、気になる色素沈着はすぐにでも改善したいものです。
しかし、ケアしているように思えて、状態を悪化させてしまう行為もあります。
次のような行為は避けることが大切です。

ゴシゴシ強くこする

毛穴に色素が沈着してしまうと、毛穴が汚れているのではないのに黒ずんで見えるという特徴があり、ゴシゴシ強く擦ってしまいがちです。

しかし、強く擦ることで肌へダメージを与えてしまい、更なるメラニンの生成を助長する可能性があります。
洗顔をする時など肌を触る時は力を入れず、擦らないように注意しましょう。

角栓を押し出す

白くニョロニョロと詰まった角栓は、爪や指の腹などで押し出したくなりますね。
しかし、これはNG行為の代表格。角栓を押し出そうとする時に爪で肌を傷つけたり、指先に付着した雑菌が毛穴に入り、炎症を起こしたりなど、肌トラブルを招く可能性があるためです。

このダメージは、メラニンの生成を助長させてしまう要因になります。

また、剥がすパックなど肌に負担がかかるケア用品は使用頻度を守ることが大切。
頻繁に使うと肌に必要な潤いまで取り除く結果になってしまいます。

「毛穴パックは思った以上に取れない？その原因と解決策をご紹介！」のコラムでも、剥がすパックによる効果が十分に感じられない原因について、解決策とともに紹介しています。

保湿が不十分

肌がベタつくからと言って、保湿を怠ることもNGです。
保湿を怠ると、肌を潤そうと余計な皮脂が分泌され、毛穴が開いたり、汚れが残る原因になります。
これが理由で肌トラブルや炎症が起きると、メラニンの過剰な生成を招く可能性があるため、適切に保湿しておくことは大切です。

乳液やクリームなどのベタつきが気になる場合は、さっぱりする素材のものを選ぶなど、化粧品選びを工夫してみると良いでしょう。

毛穴の色素沈着を改善する方法はある？

色素沈着ができないよう対策していたとしても、さまざまなことが原因で色素沈着を起こしてしまうこともあります。
その際は、

• ・セルフケア
• ・美容皮膚科でのケア
• ・毛穴専門サロンでのケア

など、自分に合った方法で対処していきましょう。

セルフケア：ターンオーバーを整える

まず、どんな人でも取り組めるケア方法が“セルフケア”です。
ターンオーバーの乱れを改善するためにも、睡眠時間や食生活など生活習慣を整えることからスタートしましょう。

ターンオーバーが整うことで、生成されたメラニンを少しずつ排出し、色素沈着が改善することが見込めます。

美容皮膚科で施術：レーザートーニングやピーリングなど

色素沈着が毛穴にできてしまうと、セルフケアでは完全に落とすことができないと言われています。
そのため、より理想の肌に近づきたいなら、美容皮膚科などでの施術がおすすめです。

代表的な施術は

レーザートーニング

優しいレーザーをお肌に照射し、シミを取る治療です。
３回目以降を目安に効果を実感できると言われています。

ピーリング

肌に蓄積した角質を除去し、ターンオーバーを促進するケア方法です。
ピーリング剤で優しくマッサージし洗い落とすことで古い角質とともにメラニンが剥がれ落ち、色素沈着も改善することが見込めます。

毛穴専門サロンで施術

毛穴の悩みは、毛穴専門店へ！
もちろんメラニン毛穴にも対応し、お悩みを改善できるようアプローチしていきます。

まずは肌診断で自分の肌の状態をチェックし、お悩み解決や理想の姿になるためにも、ケアしていきましょう。

毛穴の色素沈着が気になる方は、毛穴専門店「Bébé」にご相談ください

性別、年齢を問わず、お肌の悩みは永遠の課題。

特に、毛穴のトラブルは基礎化粧品やセルフケアではなかなか解決できず、心を痛めている方も多いことでしょう。

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まとめ：紫外線や毎日のケアを見直して毛穴の色素沈着を予防しよう

ふと気になった毛穴の黒ずみ。
汚れが詰まっているのではなく、メラニンの過剰生成による色素沈着が原因かもしれません。

色素沈着は紫外線や肌の摩擦、皮脂の過剰分泌やターンオーバーの乱れなどで生成されてしまいます。
抑制するためにも、

• ・外出時は日焼け止めを塗るなど紫外線対策を施す
• ・洗顔やクレンジングの際は肌を優しく扱う

など、負担をかけないように注意しましょう。

また、いくら注意していても色素沈着を招くこともあります。
色素沈着にともなって黒く見える部分をカバーするためにメイクを厚く塗って誤魔化すこともNGのため、セルフケアや美容皮膚科、毛穴専門クリニックなどでのケアで改善していきましょう。

「Bébé」ならあなたのお悩みにあったセミオーダーの施術で理想の肌をゲットできます。
まずはお試し体験から、お肌の変化を実感してみてくださいね！