鏡を見るたびにため息が出る、気になる毛穴。そんな毛穴にばかり目がいき、“なんとかならないかな・・・“と悩むことはないでしょうか。

この悩みを改善する毛穴ケアの一つとして「保冷剤で毛穴を冷やす」方法に注目が集まっています。

そこで今回は肌を保冷剤で冷やすことで得られる毛穴ケアの効果についてリサーチ！なぜ毛穴が引き締まるのかの理由だけでなく、ケアの手順や取り入れる際に注意したいポイントについても紹介しています。

保冷剤で毛穴が引き締まる理由

保冷剤で肌を冷やすことで毛穴が引き締まると考えられている理由は、「保冷剤で肌を冷やし物理的に毛穴の開きを抑え込める」ことです。とても単純な理由だと言えますね。毛穴自体を収縮させることができるなら、ポツポツと目立つ毛穴をカバーできるかもしれません。

また、肌を冷やすと毛穴の開きを抑えるだけでなく、血行の促進、以下のような効果も期待できます！

・血流​がアップし肌にハリが出る
・化粧水や美容液のうるおい成分を閉じ込められる
・メラニンの生成が抑制できる

それぞれを詳しくご紹介していきましょう！

血流がアップして肌にハリが出る

肌を冷やすことの中で最も効果が期待できることとして「血流のアップ」が挙げられます。肌が冷えたことでその下にある毛細血管が収縮します。その後、徐々に温まって膨張するため、冷やす前よりも血の巡りが良くなると言われています。

保冷剤を用いたケアだけでなく、冷やすと温めるをセットで行うことは、肌の新陳代謝をよくするための重要なポイント。古い角質や毛穴汚れを排除できれば、肌にハリが戻り、毛穴トラブルの根本的な改善に役立つことでしょう。

化粧水や美容液のうるおい成分を閉じ込める

保湿に必要な水分は、乾燥によりすぐに蒸発してしまいます。しかし肌が冷え、毛穴がキュッと引き締まれば、ケアのために塗布した化粧水や美容液などのうるおい成分を閉じ込めることもできるでしょう。

加えて毛穴が引き締まることで角栓の侵入や皮脂の分泌が抑えられ、今まで開いていた毛穴も目立たなくなることが期待できますね。

メラニンの生成が抑制できる

保冷剤によって肌を冷やすことは、メラニンの生成を抑制することにつながります。メラニンは、肌のシミやそばかすの原因。紫外線を浴びるとメラニン色素が活性化し、開き毛穴や黒ずみ毛穴を生み出すとされているため、肌が冷えれば、これらのお悩みの予防にもなると言えるでしょう。

保冷剤を使った毛穴ケアの手順

保冷剤を用いた毛穴ケアに医学的根拠はありませんが、一般的なケアの流れは以下のような手順です。トライする際はあくまでも自己責任で行うことを念頭におきましょう。

やさしく丁寧に洗顔をする

まずは、やさしく丁寧に洗顔をしましょう。肌を摩擦するとメラニンの生成を促してしまうため、毛穴汚れが気になるからといってゴシゴシ洗うのはNGです。

なお、すすぐ際はぬるま湯がおすすめ。額や顎などはすすぎ残しが多い部分のため、鏡でチェックしながら丁寧にすすぎましょう。その後、柔らかいタオルなどで残った水分をオフします。

毛穴の汚れが気になる場合は、蒸しタオルを顔に当て毛穴を開かせてから洗顔することもおすすめの方法。温める→冷やすのケアで更なる血流アップが期待できますよ。

化粧水や美容液を肌に浸透させる

保冷剤で肌を冷やす前に、化粧水や美容液でしっかり保湿しておきましょう。使用する化粧水や美容液の量はいつもよりたっぷりめを意識し、２〜３回繰り返し塗布することもおすすめです。

保冷剤で毛穴の気になる部分を冷やす

保冷剤を用いて肌を冷やすときは、数秒冷やしたら別の場所へと移動させるようにしましょう。まずは、毛穴の目立ちやすい小鼻や額などからスタートし、次は頬や顎など、顔の中心から外側に向けて少しずつ移動させます。この作業をまんべんなく肌が冷えるまで繰り返します。

「温める」→「冷やす」のケアで更なる血流アップが期待できますよ。

乳液やオイル、クリームで肌を整える

保冷剤で肌を冷やせたら、ケアの仕上げとして乳液やオイル、クリームを用いて肌をしっかり整えましょう。このとき、保冷剤を使用しないことがポイントです。その理由は、クリームなどを塗った上から保冷剤で冷やしてしまうと、油分が固まってしまうことがあるためです。

保冷剤による毛穴ケアの注意点

肌を冷やすことで血流のアップが期待できると言えますが、注意しておきたいポイントは、保冷剤の温度が肌にとって低すぎることです。

人間の皮膚は25℃以下になると必要な酸素が不足してしまうと言われています。冷凍庫から出した保冷剤は0℃以下の状態。このまま肌に当て急激な温度変化を繰り返してしまうと、肌の細胞を傷つけてしまう可能性があります。

そのため、保冷剤で肌を冷やすケアを行うときは次の点に注意することが大切です。

保冷剤を直接肌にあてない

保冷剤は必ずタオルやハンカチ、ガーゼなどに包んで使いましょう。ひんやりした感覚が気持ち良いと感じたとしても、直接あてることで肌を傷つけてしまう可能性があるため、直にあてることは避けましょう。

冷やし過ぎないようにする

同じ箇所を冷やし過ぎることも NGです。冷やし過ぎると、顔の赤みやかゆみの原因となることを理解しておきましょう。
冷やし方は1箇所につき数秒を意識し、少しずつ位置をずらしていきましょう。

また、肌トラブルを避ける上でも、冷蔵庫で冷やした保冷剤の活用がおすすめですが、冷凍庫から出した保冷剤を用いる際は、特に注意してください。

皮脂分泌が増えてしまうケースも

冷やすことで代謝が良くなると言われていますが、人によっては急激な体温の変化により、皮脂分泌が過剰になってしまうことがあります。皮脂の分泌が多いと、毛穴が開く原因にもなるため要注意です。

皮脂分泌を促す原因としては、冷却の刺激が強すぎることが挙げられます。肌トラブルにならないかどうか少しずつ試しながら進めていくと良いでしょう。

本物を毛穴ケアを体験するなら、毛穴専門店「Bébé」

保冷剤で毛穴が引き締まり気になる毛穴が減ったとしても、肌が冷えている間だけなど「一時的な効果だった」というケースは少なくありません。そのため、本格的に毛穴のケアを検討するなら、セルフケアと並行して毛穴専門店などプロの力を借りたケアがおすすめです。

毛穴トラブルは基礎化粧品やセルフケアではなかなか解決できないことも多いため、お肌を痛めず「赤ちゃん」肌を手に入れたい方や、エステや美容クリニックよりも安価で効果を感じたい方なら、毛穴専門店「Bébé」をぜひ一度お試しください！

まとめ

ポツポツと目立つ毛穴をセルフケアでキレイにするために、保冷剤を用いたケア方法をご紹介しました。「保冷剤の冷たさで肌を冷やす、だんだんと温まる」を繰り返すことで、血流が良くなり、新陳代謝を促すことが期待できます。肌の代謝が良くなれば、古い角質や老廃物を排出し、肌の調子も良くなることでしょう。根本的な肌トラブルが改善されれば、毛穴の悩みをなくすことにもつながるはずです。

なお、冷たすぎる保冷剤でのケアは、必ずしも肌にとって良い影響ばかりとは言えません。冷やしすぎることで肌が赤くなったり、かゆみの原因となるケースもあるためです。保冷材を使用するときは、必ずタオルなどに包み、同じ箇所を長く冷やさないことなどを意識しましょう。

メリットも十分に期待できる保冷剤でのケア方法ですが、医学的な根拠はないため行う際は自己責任ということも忘れずに。

こうしたセルフケアで期待する効果が得られない場合は、「Bébé」など毛穴専門店でのケアを視野に入れ、理想の肌をゲットできるよう日々のお手入れも見直してみてくださいね。